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経験者が語る、上司が急に高級ランチを奢ってくれるときは要注意
「40’s Biz talk」は法人営業やBtoBマーケティングが専門の40代男性2人、杉本浩一と柳澤大介がお届けするポッドキャスト番組。
音声番組の内容を読みやすく要約してnoteでお届けしています。第28回は「急に上司が高級ランチを奢ってくれる時は要注意!」です。
サマリー
・2人が経験した、上司に奢られて起きた悲劇について
・高級ランチのあとでフィリピン行きを命じられる
・社長とのディナー後に左遷の辞令を受ける
それでは、本編の内容をお届けします。
上司が奢ってくれたら、何かが起きるサイン
柳澤:今回は「上司が急に高級ランチを奢ってくれる時には要注意」のテーマです。
杉本:これは若い人は覚えといた方がいいですよ。いまでも僕はあるんじゃないかと信じています。もしかして、これの意味がわからない人もいるかな?
柳澤さんはわかります?
柳澤:わかりますよ。僕はランチじゃなくてディナーを奢ってもらった後、とんでもない目に遭ったことがあります。
杉本:どんな目に遭ったんですか?
柳澤:先に杉本さんのエピソード聞きたいな。僕はディナーなんで。
杉本:わかりました。そもそも私がXで投稿した内容が今回のきっかけ。
新社会人の皆さん、覚えておいてください!こういうときは何かあるかもw pic.twitter.com/TcxqAHI1j8
— Koichi Sugimoto / 世界を豊かにするザ法人営業 (@koichi2905) April 16, 2024
池上彰さんが佐藤優さんとテレビで対談してる時に、「ランチで上司が3000円以上のものを奢ってくれる時は危なかった」みたいな話をしてたんですよ。
池上彰さんも大爆笑のシーンだったんだけど、簡単に言うと普段は奢ってくれない上司が3000円以上のものを奢ってくれる時は、これから悲報が起こるサイン。
具体的に言うと辞令ですよ。例えば子会社に左遷されるとか、僻地の支店に配属されるとか、激動のプロジェクトに配置されるとかがある。
高級ランチの後に言い渡された非情な辞令
杉本:私が聞いた話で、実際に私の同僚なんですけどね。新婚だったんですよ。
とある日に、上司が5000円のランチを奢ってくれたそうで。5000円ですよ!5000円のランチってまあまあでしょ。
奢られたんですって。で、奢られた後で、インドネシアの奥地に転勤だと。
柳澤:インドネシアって発展途上国だし、奥地だったら道も砂利ですよ…
杉本:当時のインドネシアは情勢が不安定で。しかも新婚1ヶ月。おまけに家も買ってるんです、その人。家を買って、新婚1ヶ月で飛ばされる。
ただ、結果的にその人はいまバリバリのグローバル人材になられておりまして。そこで頑張って成果出したというか、踏ん張った結果ね。まあその時は相当凹んでいたんですけど。
柳澤:その方の奥さんはどうしたんですか?
杉本:私が聞いた話ですと、たしか会社をお辞めになってついて行かれたっていう。
柳澤:じゃあ、家を買ったけどついていったと。
杉本:その買った家がどうなったかまでは聞けてないんですけど。
昔、うちの親父に言われたんですけど、会社って結婚するとその後に転勤の辞令を出すんですって。なんでかっていうと辞められないから。独身の時だったらこんな辞令を受けたら「もう辞めます」って言うけど。特にいまはそうですよね。
昔でも「こんな辞令は受けられないから辞めます」って言う人もいたと思うんだけど、結婚して家も買って身を固めた状態だと辞令に従うしかないんですよ。
だから本当に大変で。さっきのポストもコメントがいくつか来てて。いろんな経験のある人がいましたよ。炎上中のプロジェクトに放り込まれた人とか、僻地に飛ばされましたって人とかけっこういました。
そんなことがあるので、皆さんにも「上司が急にランチを奢るって言い出したら要注意だよ」と伝えたい。
社長とのディナーで抜擢人事を期待するが…
柳澤:僕は昔勤めてた会社で社長が「柳澤さん、今夜あいてる?」って言うんですよ。社員とランチとか飲みに行くことは一切やらない社長なんです。
そんな人から「夜あいてる?」って急に言われて。そんなの、空いてなくても空けるじゃないですか、社長からの誘いなんで。すごく楽しみにしていったんですよ。
杉本:抜擢人事かもしれないですよね。それって1対1でしょ?
柳澤:そうです。その時はキーエンスの子会社にいた時の話で、その社長は元キーエンスで、新規事業を立ち上げて社長になっている。
「僕は社長になってから、社員とは食事にはいかないんだよね」って居酒屋に向かっている途中で話すんです。
僕からすると、なんでいま一緒に行ってくれてるんだろう?抜擢人事があるのかなと。期待しちゃうじゃないですか。
居酒屋で飲んでたら後半に、「柳澤さん、マーケティングとか興味ある?」って聞くんです。当時の僕は営業マネージャーだったんです。上には営業部長がいた。
で、結論から言うと、僕はマーケティングに左遷されたんです。
杉本:左遷!? でもマーケティングに異動するのは左遷なの?
柳澤:当時、営業部長と相性が良くなくて。部長が社長に相談してたんでしょうね。僕は次期営業部長候補なわけですよ。だから僕はもうそれだと思ってたんです。「いよいよ正式に社長から営業部長のオファー来ちゃったかな?と思った。
社長の言い方もちょっとずるいんですよ。「マーケティング部を立ち上げてくれない?」って。「柳澤さんならできると思う」と。
飲み会の時点ではてっきり抜擢だと思ったんです。でも1週間後に蓋を開けたら、当時マーケティング部っていうのがなかったんで「編集部」っていうところに異動になって、編集部の1メンバーとしてマーケティングの仕事をやることになったんです。
杉本:なるほど。それはちょっと嫌かも…
柳澤:そんな経緯で左遷されたんですけど、社長は僕のことを最後まで面倒見てくれて。最終的に1年半後ぐらいにマーケティング部が立ち上がったんです。
かなり辛い思いをしたんですが、ハッピーエンドで終わったんです。でも、普段社員と飲みに行かない社長との初めての会食は、左遷のオファーだった。
杉本:じゃあ急に偉い人から夜、1対1でご飯に誘われたら、もう柳澤さん的にはビクッとして。
柳澤:そうなりますよ。もう独立しちゃったからそういうことはないけど。そういう苦々しい思い出は鮮明に記憶されていますね。
杉本:上の人からすると、みんなこういう行動を取るんだね。ちょっと高いご飯を食べたり、サシで飲んでとかっていうことをやるのがいいって思ってるのかー。まあ実際いいのかもしれないけど。
柳澤:一緒に食事をすると心を開くっていうのはありますもんね。
杉本:そうですね。でも本当は普段からやっておくといいよね。急に3000円、5000円のご飯とかじゃなくても。
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Koichi Sugimoto / 世界を豊かにするザ法人営業
柳澤大介|新しい売れる仕組みを作る
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