上司は覚えておきたい、「飲み会でやってはいけない三箇条」
「40’s Biz talk」は法人営業やBtoBマーケティングが専門の40代男性2人、杉本浩一と柳澤大介がお届けするポッドキャスト番組。
音声番組の内容を読みやすく要約してnoteでお届けしています。第15回は「飲み会でやってはいけない三箇条」です。
それでは、本編の内容をお届けします。
今回は飲み会の「べからず」集
柳澤:杉本さん、今回のテーマをお願いします。
杉本:「飲み会でやってはいけない三箇条」っていう、主にこれはビジネスマンの中でも上司についてのテーマ。特におじさんに伝えたい話です。
柳澤:いっぱいありそうですけど。
杉本:そう、いっぱいあるんです。そもそもこの番組も、おじさんとかベテランの我々が伝えたいことを話しているけど、飲み会の場では絶対やっちゃいけないことがあるわけですよ。
この前テレビでみたんですけど。上司と部下が飲み会をやってて、部下の人が20代後半の男性で、「はいはい」って上司の話を聞いていて。
で、上司が説教+自慢話「俺はこんなことやってさ」みたいなことを話していたんです。そういうことをやってるから、そもそも飲み会に若者が行きたくねえんだよ、と。
で、三箇条を話す前に、そもそもそんな飲み会があるってことを言いたいんですけど。
ちなみに柳澤さんはそういう飲み会はやってないと思うんです。だけど、人からやられたことはあります?
飲み会の辛い思い出を振り返る
柳澤:新卒の時の会社で、ちょっとイケてない先輩がいたんですよ。直属の上司じゃないですけど。その人と行く飲み会はきつかったことを、ふと思い出しました。
杉本:それなんできつかったんですか。?
柳澤:割り勘なんですよ。
杉本:割り勘ね…。これもまた、いろいろあるよね。最近は会社の方針で割り勘っていうところも多いんでしょ?
柳澤:そうかもしれませんね。当時の僕は新卒で、お金もないじゃないですか?先輩も5つくらい年上なわけです。その先輩から誘われるんです。こっちから「行きましょう」とは言ってない。で、会計する時にきっちり均等に割り勘だった時は寒かったですね。
杉本:あー、そうだよね。我々の世代からすると、基本的には会社の飲み会は会社が出してたと思うんですよ。
さらに言うと、会社関係なく上司がいると、上司が出してくれるっていうのが多かったと思うんだよね。ちなみに上司が全部出してくれる飲み会でも嫌な場合はないですか。?
柳澤:僕が今まで仕えてきた上司の方々は全額出してくれて、嫌な飲み会は殆どなかったんです。ただ、僕は営業だったんで。
10年ぐらい前ってまだコンプラがそこまで厳しくなかった時代で、営業部の飲み会が体育会系で激しかった時があって。その飲み会はきつかったですね。
杉本:あーそうか、そういうのはきついよね。ちなみに僕が最初の会社で新入社員の時にやらされたのは、あの長州小力のパラパラですよ(笑)。「ナイトオブファイヤー」だっけ?あれを新卒5人で昼休みを使って練習して、それを出し物でやるんですよ。
5人集まって昼休み練習して、なんだったら土日も使って練習したんですよ。で、この長州小力のパラパラを新卒で配属された5人で合わせて踊るっていうのをやったけど。
どうなんだろう?これ今やったらパワハラになるのかな?でも、私は実は楽しめたタイプだったんですけど。
年上の人がやってはいけない三箇条
杉本:ちなみに最初に言った、「飲み会でやってはいけない三箇条」っていうのは、誰の言葉かというと、高田純次さんです。
高田純次さんの言葉、既に知ってる人も多いかもしれないんですけど。
これ飲み会でっていうか、年寄りがやっちゃいけないことなんですが、1つ目が説教。2つ目が昔話。3つ目が自慢話なんですよね。
この3つ、日常ではやらないですよね。でも飲み会になると、おっさんはやり出す。
きっとこれって、ふだん話を聞いてもらえないからなんだよね。家では自分の居場所がなくて。会社でも上司に叩かれ、部下からは突き上げられ。そんな俺でもすごいところがあるんだぞ!って。
でも高田純次は、説教、昔話、自慢話、これは絶対いかん。これをぜひ、伝えたいなと思って。
柳澤:杉本さんの周りには、今までそういう人いました?
杉本:いま思うと、巻き込まれて大変だった人はいました。
上司で飲み会がうまい人ってお金も出してくれるし、いい店に連れてってくれるし、自慢話はあるかもしれないけど、それを失敗談とくっつけて面白く話す人。
だから説教もあるけど、意外と自分を落として、その場を盛り上げることを大事にする人が多かったから私はよかったけど、それができない人もいて。
新橋で飲んだ時に隣のテーブル見ると、あ、これは雰囲気の悪い飲み会だなっていうのを頻繁に見かけたので、私は恵まれていたと思う。
柳澤:そういう意味だと、僕も恵まれていました。そういう人に近づかなかったっていうのもありますし、その高田純次の三箇条に該当するのは、さっき出た割り勘の上司ぐらいですね。
自分から失敗談をするのがおすすめ
杉本:僕はいまでも高田純次さんのYouTubeをよく見直すんですけど、本当にいい年の取り方してる。高田純次ってエロい話をしたり、適当な話しかしない。説教とか昔話とか全然ないんです。あのスタンスをずっと持ち続けないとダメだなって思ってて。
ああいうカッコ悪いところを見せられる大人が、実は本当にカッコいいんだろうなって最近わかってきた。どうですか。?
柳澤:遊びがありますよね。
杉本:そう。ちなみに僕は高田純二さんと一回お会いしたことがあるんです。たまたま大阪出張の時に新幹線の中で。普段からあのままなんだよね。
新幹線で、私と一緒に横におばちゃんがいたんですけど、おばちゃんが高田純次に気づいて、「あ、高田純次さんですよね!」って。
高田純次さんは「そうだよ、これから仕事で帰るところなんだよ」って。横にいたおばちゃんに、「あら、おねえさん綺麗だね、どこの大学生?」みたいなことを言っていて。どう見ても大学生じゃないんですよ(爆笑)。でも普通に言うんですよね。
おばちゃんも喜んじゃって。もう、すごいなって思っちゃいましたね。
柳澤:そういえば僕の親戚のおじさんで、高田純次さんみたいな人がいるんですよ。でも親戚にいるとめっちゃ厄介ですよ。
杉本:えーそうですか。なんでなんで、いいじゃないですか。
柳澤:いや、それがね。年頃の女の子の前で下ネタとか言っちゃうんですよ。
杉本:あー。そっか、それは厳しいよね(苦笑)。だけど、年寄りでも失敗談は一番安牌だと思うね。自分の失敗談とかっこ悪い話。
年取れば年取るほどかっこ悪い話をするのが、一番いいんじゃないかなと思うんです。世の中の上司やおじさんにおすすめ。とにかく地位の高い人、年次の高い人がかっこ悪い話をするっていうの、めっちゃ推奨したいな。
柳澤:確かに。失敗から学べるところとかは共感できますね。「◯◯さんでもそうだったんですか?」みたいな感じで。
杉本:そうそう。世の中に転がっている面白い話って、大抵失敗談だと思うんですよ。古典落語とか、ほんとこういうやついるいる、どうしようもないなとかさ。
それって言い換えると愛らしさに変わるので。僕は自分から失敗談をするのがおすすめです。
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