夜中の恐怖体験
※別に幽霊的な話ではありません。ただただ私が恐怖を感じた話です。
それは私がお付き合いしている方と電話をしている最中のこと。
飲み物が欲しくなった私は、近くの自動販売機に行くことにした。その時の時刻はだいたい11時くらいだったと思う。普段からこの時間に飲み物を買いに行ったりコンビニに行ったりはするから、何も思わずに財布とスマホを持って外に出た。
彼氏と電話をしながら目的の自販機に1分もかからずにたどり着く。行く時にサラリーマンの中年男性とすれ違ったが、この時期にこんな時間まで仕事するなんてブラック企業かしら、、くらいのことしか考えなかった。
一度電話をやめて小銭を取り出し、お金を入れる。その時自販機の下に例の黒いやつ(虫)がいることに気づいたから、全力で逃げながらコカ・コーラのボタンを押した。
ここでまず一つ目の恐怖体験。いやこれは恐怖というか悲しみの体験。
・・・出てこない。お金は吸い込まれたのに、私の求めていたコカ・コーラが消えた。
ええ、まさかの自販機壊れてました。ボタンはちゃんと押せたのに。悲しい。お金だけ持っていかれた。ぬん。
でもまあ、自販機だしね。。これってたまにあるよね。ということで、このことは忘れることにして、別の自販機で飲み物を買うことに。
今の出来事を彼氏に報告しつつ、反対方向にある別の自販機に向かう。たどり着いてから、また小銭を取り出して今度はペプシを買った。
ちゃんとでてきた。
安心しつつ、お家に帰って念願のペプシを飲みながら彼氏との電話を続ける。
ここからが本題。
「ピンポーン」
インターホンが鳴ったのだ。
ちなみに時刻は11時30分くらい。多分。さすがにこんな夜中に突然訪ねてくる友人はいない。
私は女の一人暮らしだ。恐怖でしかない。
ちょっと震えた。怖くて。
瞬間、テレビの音量を下げてインターホンのモニターを確認する。画面に何も表示されてない。
ってことはこれ、私の部屋についてるインターホン押してる。エントランスのやつじゃない。ドアの向こうに押したやつがいる。
パニックになりながら、電話の向こうの彼氏に伝えた。心配と共に、玄関の鍵をチェックするように言われる。ちゃんとあれまでやってあった。なんだっけ。名前が出てこない。チェーン的なやつ。だから鍵が空いてもとりあえずは大丈夫。
ドアスコープは怖すぎて見れなかった。さすがに一人じゃ無理。
ビクビクしながら居留守を続けてると、しばらくした後に廊下からガタガタ音がする。住民が外に出たらしい。ピンポンを押した人かは分からないけど、誰かが動き回っていたことは音で分かった。怖い。
とりあえずそこから今までは何も起きてません。
もしかしたらそれだけかよって思う人もいるかもしれないけど、夜中のインターホンまじで怖い。
ゴミ出ししようかと思ってたけど、彼氏にも止められたし私も怖すぎるから止めた。
とりあえず明日扉等を確認して、何事もないことを願っています。
以上、真夜中の恐怖体験でした。
一人暮らしのみんなは気をつけましょうね。
おやすみなさい。
ほしの
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