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男の人と関わるのが簡単なのか難しいのか分からない

※「女だって難しいだろ」なんて言う言葉は求めていないお話


私はよく、自分が「女」であることを使う。

私の取り柄は愛嬌だと思っているから、男性に対して接する時は笑顔を忘れない。
まあもちろん、TPOはあるけども。

でも大抵の人と接する時は、とりあえず笑っておけばなんとかなる。

幸いにも、私はどうやら他人から見ると「可愛らしい」と評価されることが多いらしい。
ここに私の主観はないが、まあ他人が言うならそうなのかもしれないなあと思うようにしている。
そしてそれをコミュニケーションに役立てている。

私がよくやる、男の人に対しての接し方。

①笑顔で挨拶

これは初対面の人に対してとても重要である。
笑顔によって、「あなたの敵ではありませんよ」アピールをするのだ。

そして次。
顔見知りくらいになったら。

②情報を集める
色々な会話の中で、その人についての情報を集める。
例えば、この人はこの食べ物が好きだとか。このアーティストが好きだとか。そういう細かいことを。会話にさえできればなんでも良い。
とにかく、話すきっかけさえ作れればいいのである。

そして話すきっかけができたら

③笑顔で話しかける
「○○さん、この前これ好きって言ってましたよね〜。私、昨日食べたんですよ!」

ここで重要なのが、ノリ。
楽しそうに話すという、テンション。

そして最重要なのが、こちらから話しかけるという点。
私はあなたに興味があります、仲良くなりたいですというのを全面に押し出す。

そうすることで、相手が話しかけやすくする。

これだけで、私は大抵の男の人と仲良くなれる。
私が女だからできる技だと思っている。
でも、どうせ女に生まれたんだから、それを使わないなんて勿体ないと私は思うので。

こんな方法使えるのも若いうちだから、活用できるうちは使いたい。

おかげで、歳上男性が多いコミュニティーの中では贔屓されがちである。
良いのか悪いのか。
まあ周りの女性からしたら、悪なのかもしれないけど。

とまあ、これが私が男の人って簡単だなあと思う理由。

そして、難しさをしみじみと感じたのが今から書くエピソード。

設定はこう。

・私より年上の男性。
・飲み会で何度か顔を合わせたことがある。
・会話は特にすることもなかった。
・ある飲み会で私が酔っ払って肩を借りて寝る、無駄に話しかけるなどの行いをしたために、少々距離が近づいた。
・連絡を交換して欲しいと言われ、交換。

○特記事項

この人には彼女がいるはずである。
だがしかし、彼女とは1ヶ月程度連絡を取り合っていないらしい。
そしてさらに、飲み会の際に酔っ払った私の頭を撫でていた。

ここで、浮気だなんだの話をするつもりはないのでその辺は省略する。

何が重要って、連絡を教えて欲しいと言われたことや積極的にコミュニケーションを取ってくれたこと、ボディタッチがあったことから、ある程度の脈はあるんじゃないかと思う点だ。

連絡もきちんと返ってくる。
「お疲れ様」などの挨拶はあるし、たまに見かけると視線も合う。
何なら、私がちらっと横目で見ると視線があって、恥ずかしさで逸らすなんていうこともした。

少女漫画か。

ここまでの行動で、私は脈ありなんじゃないかと判断してしまった。

そして、いささか時期尚早かとも思ったが、ご飯に誘ってみた。
返ってきた答えはOK。
私は歓喜した。
歓喜したまま、さらに返信した。
「あなたの予定に合わせます」と。

そしてそこで返信は途切れた。

どういうこと!!!
なんで!
まじか!!

まさかここで終わるのは予想外。
そして返信が無いまま数日。
返信を諦めてきた頃。
そのままさらに数日が経過。
この恋は不発だったんだろう、、と思い始めてきた頃。

きた。返事が。

○○日はどうだろう?

いや、遅くね!?
この数週間はなんだったの!!
めっちゃ待ったじゃん、私!

別に待つことに不満があるわけじゃない。

ただただ不思議で仕方が無いのだ。

私が待っていた期間、その人に会う機会は何度かあった。
その中でこの話題について触れることはなかった。

ただ、心の底から、この人はこの間に一体何を考えて何をしていたのか、、そんなことが気になった。

この出来事で、男の人って難しいなあとしみじみと感じてしまったのである。

私にとって、男は未知の生物だ。
きっとこれからも分からない。
でも、だからきっと人のことを好きになるのかもしれない。
たまに、その未知の部分にイラッとしながらも。
それを知りたいと思ってしまうのかもしれない。

まあ結局まとめると、男も女も、人間って難しいんだってこと。

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