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#17 なぜ運動は20分以上なの?

一般的に推奨されているウォーキングなどの運動は、20分以上ですが、なぜ20分以上なのか深掘りしてみました。理学療法士になる際に学んだことでしたが、すっかり忘れていたので再度復習してみました。

有酸素エネルギー20分超でMAX!

運動には、有酸素運動と無酸素運動があるのはご存知だと思います。
運動を開始して、20分経過すると有酸素エネルギーの生成が最も活発になります。

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つまりウォーキングなどの有酸素運動の効果が最大限発揮されるのは20分からです。(基礎運動学第6版)

脂肪は有酸素運動で消費される

脂肪をエネルギー源として使うのは、有酸素運動です。有酸素運動は酸素を利用して、エネルギーを作り出します。それだけではなく、脂肪酸を分解して、エネルギーに変えています。

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脂肪消費は運動強度ではなく時間による

運動強度を変えて、脂肪の消費量を研究したものがあります。それによると、運動強度が強度であっても脂肪の消費量は変わらず、運動の時間に左右されると報告されています。(三野たまき、脂質消費量に及ぼす運動負荷強度の影響) 

たしかに、マラソン選手は筋肉質ではありますが皆さん細いですよね。有酸素運動を何時間も取り入れると本当に脂肪の少ない身体になることがよく分かります。

運動時間は20分以上が推奨

①脂肪は有酸素運動で分解される。
②有酸素運動は20分から最大限の力を発揮する。
③脂肪は強度に関係なく、時間に依存する。

結果として、有酸素運動は20分以上がいいとされます。このような知識を意識しながら運動するとより効果が高まると思っています。



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