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都営まるごときっぷ(1日乗車券)(磁気券・PASMO)であらかわ線・沿線漫遊
路面電車の日を過ぎたばかりの六月、たまたまもらった都電もなかに触発されてあらかわ線の旅に出かけました。
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出発はやっぱり三ノ輪橋商店街のアーケード街から、
店頭に沿線風景のジオラマを飾っているマニアックなお店も捨てがたく、ここは終着点にすべきだったと少し後悔。
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さあ、いよいよ手に入れた1日フリー切符で乗車します。
券売機で手持ちのPASMOに書き込みができる仕組みなので、地下鉄フリーや都営フリー切符の中から700円の都営線フリーを選択。すると限定された日付を印字されて自分のパスモがもどってきた。
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これを自動改札や運賃箱にかざすだけで日付が表示され、残高は700円を差し引いた元のまま。これで、西馬込だろうが都庁前だろうが自在に移動できる。
(これが後々ものすごく役にたつ)
沿線にはバラや紫陽花が真っ盛り。降りて一枚カメラに収めておきたいところ。
遠くに見えるあらかわ遊園の観覧車にも後ろ髪を引かれながら頭上を飛び越えてゆく舎人ライナーにも心奪われそうだった。
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100年続く路面交通と、コンクリートとゴムタイヤでできた新しい無人運転の都市交通。100年の時空を感じるためにはぜひ途中で乗り換えたい・・・・・
またも後ろ髪を引っ張られて荒川車庫の旧型車両と対面。土日なら一般公開もされているようなので、ここも再訪を決定。
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今日のメイン・イベントは飛鳥山公園
王子駅で下車して料金無料のモノレール乗り場へ。単車で単線往復だから乗り遅れたら一往復の待ち。でも六本木ヒルズの駐車場〜6階エレベーターよりはるかに短い待ち時間に感じる。
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6人乗りのキャビンに収まると倍賞千恵子の案内放送。聴き終わるとあっという間に到着した。右手には路面を走る荒川線を眺めることもでき、ここも絶景ポイント。
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桜の名所でもある飛鳥山公園は江戸時代に設営された人気スポット。突き当たりには博物館も並び、軽食や休憩もできるスペースがある。ここも要見学物件!今回は昼食のみに限定したが
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渋沢栄一ゆかりの場所だけあって新札が出回る7月には再び脚光を浴びそう!!
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直線区間の多かった王子までと違い、軒下を縫うように走る下町区間を巣鴨方面に走る。
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巣鴨駅には接続しないが新庚申塚が最寄りの駅。ここで都営三田線にも乗り換えできる。
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きっかけは、たまたま戴いた都電もなか。送り主は王子駅前在住の鉄道マニア
包装紙の路線図を見ているうち出かけたくなった。効果ばつぐんのラッピング
西巣鴨からは所用で新宿へ急行。あっという間に別世界に着いた。こんな近い距離に下町レトロが満喫できるコースがあったとは・・・・知っていたけど再発見だった