母への例題
カウンセラーの叔父さんが引きこもりの中学生を訪ねる。
中学生の母親から小学校のころ、学校で辛いことがあっていけなくなってしまったと聞き、興味津々。
お「おめ、学校行ってねぇんだって?だぁめだよ学校行かなきゃ。友達となんかあったって、同じ歳の子なら仲良くやんなきゃ。おれらの頃はよぉ、よく友達と喧嘩しとったよぉ。やっぱ嫌なことはちゃんと言ってぶつかっていかなきゃわかんねぇよ。そんで喧嘩して、仲直りしたら真の友情が生まれるってもんさぁ。引きこもってないで学校行ってみぃ。」
中「死のうと思ったんです。」
お「え!?」
中「ずっといじめられてて、小学校の時死のうと思って、それで今でも中学行けてないんです。涙」
お「え、何、そんな、この歳の子が死のうとかいじめとか、びっくりしたわぁ。なんかまずいこと聞いてしまったみたいで悪かったね。許してちょ。」
おっちゃん後日中学生の母親に怒られる。
お「おっちゃんそんなこと想像もしてなかったもんでよぉ、なんかごめんなぁ。あの言葉聞いて怖くなっちまってテンパっちゃった。まぁでもこれからおっちゃん君と仲良くなりたいからよ、よろしくな!」
母「え、ほんと悪かったと思ってる?最初にその辺気を遣ってって言ってたし、カウンセラーだよね?」
お「なんやそれ、あんたどこまでおれに謝らせれば気が済むんや。こっちだっていきなりでショックだったんだで!事故みたいなもんやないか、なんでそれですませられんのや!」
カウンセラーのおっちゃんは中学生にお近づきになれるのでしょうか。
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