見出し画像

若者の自殺報道を見ると責任を感じる

以降の記事を読まなくてもよいが
これだけは覚えておいて欲しい
いかなる理由であっても自分で死を選択すべきではない
それはその時の突発的な"病"のようなものだからだ

若者の自殺要因のほとんどは「社会生活」に起因している
そしてその社会生活はその人の責任だと言えない

大学に受からなくて絶望したのは、親を中心とした周りの責任だ。若手検事が「修習生以下だ」と言われて絶望する。それは勤務先の責任だ。

新卒での就職活動がうまくいかなくて絶望する者もいる。
これは誰の責任だろう?

親は「そんなに悩んでいたなんて…」となる
大学は「予算の範囲で許される十分なサポートをしてきましたが…」となる
悲しむ友達がいる場合でも「信じられない…」程度だろう

現代の新卒就活は最も簡単になっている
「どこでも良いから就職する」だけならね

「自分が心の底から納得する内定が取れるか?」というと…
過去最高に難易度が高くなっていると考える
なぜなら周りの声が就活生の自己を作っているからだ

情報化社会だ
来年は今年よりも情報にアクセスしやすくなっているだろう
そうなると人間の「正しさ」が変わってきた
自分にとって何が正しいのか?
それはどれだけ多くの人が支持しているか
そういう錯覚に陥ってしまうだろう
評価が高い店に行くとなんでもうまいと感じるようにね

社会に作られた幻想の中を生きている若者が
運良く日本でもトップクラスの企業に入社できても
待っているのはつまらない仕事だ
さすがに職場での暴力などは減ってきた

しかし自分の立ち位置が分からない時代になってきた
外面だけはすべての従業員を大事にしているふりをする
だから30歳になってキャリアが詰んだ感覚に襲われる

多くのトップ企業では自殺者が出ている
過労死として訴えられたものだけしか見えてこない
実際はお見舞金などが出ている
だからほとんどは表面化していない

私は多くの若者が社会に出る前の導線に立っている
そしてどんな社会人になるかに影響している
だから私は絶望する若者を減らす事ができたはずだ

つまり私は責任を感じている

「やりたいこと」を仕事にできれば絶望するシーンを防げる
だいたいの仕事はつまらん
しかし自分なりの意味があれば良い
それでもダメなら別の意味がある仕事を自己選択して欲しい

YouTubeでキャリア配信を続けて5年が経過した
現代の新卒就活で理想形である人生の目的論
これ以上広がりようがないところまできた

6年目からはもっと「やりたいこと」を簡単にしていきたい
本という媒体の力もお借りしながら
この本が発売される8月24日のあたりから
もっと簡単に「やりたいこと」に近づいていける
そんなコンテンツ配信をしていきたいと思う

おわり

いいなと思ったら応援しよう!