#1 なぜ白紙で50枚なのか?
2020年1月5日
私の44歳の誕生日
人生の目的論をAmazon Kindleで提供開始した。
あれから2年半
本になる前の20卒から23卒まで
実に4期の就活生を世に送り出す場面に立ち会った本
そして企業がパーパスを掲げる時代になった
それがさらなる追い風となり今に至る
Amazon KindleのUnlimitedの無料期間でも読める形で提供をしている
「無料ですいません」
そう言われるが、Amazonからはお金をもらっているのでご安心を。
この人生の目的論に関して、本当に多くのフィードバックを受けてきた。それらのフィードバックを元に、人生の目的論に追記したい事がある。箇条書きで20個ほどかな。まずはNoteで書いて、Kindle本を改訂していく予定。ちょっとづつやって、できればコピペで改訂をしたいと思う。
そして改定後は紙の本でも提供する予定だ。
第1回目は「白紙の紙50枚」の意味について
(イチイチ告知しないのでマガジンをフォローしておいてください。これから20本くらいは出てくる予定です。)
なぜ50枚なのか?
50枚は「嫌になるであろう数」として私が根拠もなく決めたものだ。
この人生の目的論は、大学生が新卒採用のタイミングで取り組むものだ。日本はポテンシャル採用だ。仕事ができなくても良いが、「やる気」・「能力」・「将来性」を見られる。そしてそれらは独自性が必要だ。
つまり「あなただけの」理由が求められる。大学まで金太郎飴のような量産型受験生で、大学時代もネットのオススメで物事を決めてきた人間が苦戦するルールだ。
50枚が嫌になる数だからこそ、やる意味がある。
「大変だったがやって良かった」
これはやった人にしか分からない
嫌なものをやり切ったのだから、もうこれ以上考えなくても良い。
つまり過去に折り合いをつけて、未来へ向かうモードに変えることができる。
過去をウジウジ振り返ってもしょうがない。
50枚やった。はい、これで終わり。
あの嫌な数をやったんだから、それが自信となる。
未来に繋げるためにやっているだけだから。
なぜ白紙なのか?
白紙にこだわるのは、「脳のトレーニング」だ。
質問項目を埋めていけば、なんとなくやりたい事が見えてくる。そういう方法もあるだろう。ちなみに今年の夏の終わりくらいに、そんな本を手にする事ができるのでご安心を。私の3冊目の本だ。
人生の目的論はフレームワークを提示しない。だからこそ、あなたの記憶は発散される。誰に見せるわけでもないので、何でも書ける。
社会の中で生きるということは、自分を魅せることだ。本当の自分がどのように今に至るのか?考えないまま生きている。"社会の中の私"というピエロを演じているのだ。
具体的な自分のエピソードをゴリゴリ掘っていく。何個も何個も出てくるはずだ。素直にそのピエロの人生を見ていったら良い。本当の自分はどうしたかったかを振り返れば良い。今のあなたにやりたい事がないわけじゃない。そのピエロに無いだけって事に気づいてくるだろう。
就職は人生を変える最大のチャンスだ
やりたい事を仕事にしよう
そのエピソードは具体的なものだ。しかしそれをグルーピングする工程で、抽象化される。具体と抽象を行き来する。この具体⇔抽象が、面接で役に立つ。
具体⇔抽象を繰り返していると、抽象の中から使えるものが出てくるはずだ。
例えば私だったら効率厨でしたね。これは抽象です。抽象から具体へと繋げるだけで良い。
自分の一貫した勝負どころである「効率厨」から、無限のパターンがある具体へと繋げる。具体⇔抽象のエクササイズをしていると、面接官が求める無限のNは、たった1つの抽象から答えを導き出す事ができるようになります。そしてそれが面接官から見るあなたの軸となり、「わかりやすい人間」として評価してもらえる事に繋がるわけです。
白紙の紙50枚の意図はこんなところです
考える仕事は、高い給料をもらえる仕事が多いように感じます。私がやってきたITを使って企業を変える仕事もその1つでしょう。すべてが別の企業の別の問題でした。白紙の紙100枚を2〜3日で埋めて表現する事が求められます。お会いする各企業ごとにね。
2週間で白紙の紙50枚で挫折するようであれば、考える仕事を選ばないほうが良いとも思います。就職活動は人生を大きく変える最大のチャンス。そこでガチれないなら、その先もガチれないでしょう。
次はこちら
おわり