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生涯学び続けよう。
反面教師にしようと思う『おじさん』を見たので、備忘として書いておこうかと思う。内容的に気持ちの良いものではないので、読まない方が良いと思います(笑)
今日のランチを食べようと、お昼時は行列するようなラーメン店へ。到着すると2名並んでいるように見える。
出入口付近に1名。おそらく先頭の人だろう。
その人からだいぶ離れたところに1名。お店の間口分ほどの間隔があいていたので『並ばれていますか?』と尋ねると、一言も発せず頷かれた。
なぜこんなに間隔をあけているのか?後からくる人(私が3番目でさらにその後にも並ばれている方がいた)のことは考えないのか?という疑問がまず湧いた。
だんだん開店時間が近づいてきたら、その人は左右に揺れ始めた(笑)
そして、開店時間ちょうどになり、少し過ぎてもまだ開店しなかったんだけど、その左右の揺れがどんどん大きくなっている。なぜなのだろうか?
『開店時間過ぎているのに開けないなんてとんでもない店だ(怒)』とでも言いたいのだろうか?お腹が減りすぎておかしくなっているのか?
開店時間から3分ほどたってようやく扉が開き開店となった。先頭の方が食券を買うために中に入る。すると今までさんざん間を空けて並んでいたその『おじさん』が先頭の人と一緒になだれ込もうとしている。
券売機は入り口すぐにあるので2人も同時に入るのは、カップルでもなければ難しい。それでも、先頭の方にさも『早く買え』とプレッシャーをかけるようにして押し込んでいく。
この時点でかなり不愉快。。。
さらに着席は奥から順番でという感じだったので、運悪く私はその『おじさん』の隣に。。。カウンター席しかない、小さなラーメン店なので、最近の一般的な客席より間隔が狭いが、その『おじさん』は、とにかく自分は広く座りたいという感じで先頭の方との間をあけ、私の席の方に椅子をずらしている。
ここで私がズレると、その後もどんどんズレなければならないし、もしかしたら端の方が座れなくなる可能性もある。なので、私はそのまままっすぐ椅子を引いて座った。
案の定、そのおじさんは『もっと離れろ』みたいな顔をしてにらんできたが、何事もなかったかのように着席(笑)
ラーメンの到着を待つ間も前後に揺れ動き、落ち着きがない。とにかく目障りで不快感をあおってくる。
極めつけは、食事の仕方。。。
ラーメンを一口すすっては『くちゃくちゃ』
すすっては『クチャクチャ』
チャーシューを放り込んで『kutyakutya』
狭い店内にその『おじさん』の『くちゃくちゃ』音が響き渡っている。
(自分の耳では聞こえないのだろうか?)
最悪なことに私は、その『おじさん』と同じタイミングでラーメンが届いてしまったので『クチャクチャ』音を聞かないためにゆっくり食べるとかもできず、せっかくの美味しいラーメンの味が全く感じられなかった。。。
さらに『おじさん』は『くちゃくちゃ』だけでなく、左ひじをテーブルにつけ、もたれるようにして食べるので、先頭の人の方にかなり傾いていた。
先頭の人も、おそらく不快だったのだと思う。速攻で食べて帰っていった。せっかく楽しみにしてきて、先頭ゲットしたのにかわいそう。
『おじさん』は帰り際に『ごちそうさま』と言うこともなく、お店の方の『ありがとうございました』を背に受け、ふんぞり返って出て行った。
せっかくの味を『kutyakutya』音でかき消された私は帰り道を歩きながら、なぜ、おじさんが世間から嫌われるのかの真相を垣間見た気になっていた。
自分の行動でまわりに不快感を振りまく、とにかく自分さえ良ければ周りはどうなろうと知ったことではない、お金を払っているのだから私は神様だ、などという思考なのかもしれない。
もしかしたら、その人は会社では『えらい人』なのかもしれない。『おじさん』と言われる年齢になるまで誰にも『くちゃくちゃ』を注意されなかったと考えると、どこかの御曹司なのかもしれない。
家や会社を出れば肩書なんてなんの意味もなさないというのに、なぜ、あんなに偉そうで、自己中心的なんだろうか。
そもそも『おじさん』って昔から嫌われていたのかな?
最近は『おじさん構文』なるものでからかわれたりしているし、この前は『アップデート中毒』なんてのがあるってのも知った。
自分本位で思考停止している人が増えたってことなのかな?
『おじさん』だけでなく『おばさん』や『学生』でも自分のことしか考えていないような人が増えた気がする。
私はスマホを見ながら歩いているんだから前からくるやつがよけなさい、という感じで歩く女性も多いし、歩道でリンリンベルを鳴らしながら電動自転車を飛ばしているおばさんも多い。
とにもかくにも、私もとっくに『おじさん』と言われる年齢なので、常々気をつけなければと心して生きているつもりだけど、もしかしたら、周りに迷惑をかけているのかもしれない。
思考停止にならず、自分本位にならず、相手の話にしっかり耳を傾け、無駄な武勇伝や自慢話をせず、まわりに不快感を振りまかず、謙虚に生きていこう。
今日出会った『おじさん』を反面教師として生きていこう。
老害と言われないためにも。