みうらこーき@経理財務応援団
書く習慣を身につけるため、読んでもらえるような文章を書けるようになるために毎日の出来事や思ったことを書いていきます。
1人で経理や財務、経営企画をされている方や初心者向けマガジン。私の体験からの学びや気付きが少しでもお役に立つと嬉しいなぁ~
いしかわゆきさんという方がたのしく書くためのコツを教えてくれる『書く習慣』という本に刺激を受けて、自分も書く習慣を身につけたいと思い、巻末にある『書く習慣 1ヶ月チャレンジ』に挑戦したもの
司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』の8巻。 最終巻。 日本海海戦から終戦、主人公のその後の人生についてのお話。 この日本海海戦という一戦で、今までのすべてが決まる。ここで負ければ(敵艦隊を全滅できなければ)講和に向けて戦争を終結することができず、いずれ国力の差で日本がなくなってしまうという大事な一戦。 詳細はぜひ実際に読んで欲しいので割愛するが、数々の好運に助けられ、無事に当初の計画通りほぼ敵艦隊を全滅させている。 そして、アメリカ大統領ルーズベルトによる仲介で和平条約の
司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』の7巻。 ようやく読み終わった。 7巻は、奉天の会戦から日本海海戦開始前までのお話。 いよいよ陸上戦の最終盤という感じ。大山巌総司令官の訓示でも『日露戦争の関ヶ原』と表現されている。まさに山場! そんな最終決戦において日本は、兵力も火力も断然ロシア軍に劣っており、しかも、予備兵も全く持たないという状況だった。 一方のロシアはシベリア鉄道でヨーロッパ方面にいた新鮮な戦力がどんどん送られてくるような状況で、もちろん火力も十分。 ロシアが負け
司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』の6巻。 6巻は、旅順後の黒溝台での会戦から奉天の会戦開始前夜までのお話。 ここでもまた、総司令部による『思い込み』で現場が大変なことになる。自分一人のことだけでさえ『絶対』なんてありえないのに、ましてや、戦争という相手もいる極限の状態でなぜそう思い込めるのか? そんな中、久々に主人公の一人である秋山好古の騎兵部隊が登場する。しかし、完全なる防御戦で、ほぼ負け戦という展開。読み手としてはあんまりスッカとはしない(笑) この時期は、日本とし
司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』の5巻。 5巻は、旅順をようやく攻略し、いよいよ、コサック騎兵との対決がはじまるかもというあたりまでのお話。 4巻で登場した『乃木第3軍』の参謀長である『伊地知幸介』という読者に極度のストレスを与える天才のおかげで遅々として進まない旅順攻略が、いよいよ待ったなしという状況になり、『陸軍大将・満州軍総参謀長』の児玉源太郎が旅順に向かうことで一気に攻略に向かう。 戦場の後方に陣取り、現場を見ることなく、自分の『間違った』方針を頑なに改善しようと
守屋洋さんの『孫子の兵法』 いまさら感があるし、今までも何度か読んだ気がするが、改めて読んでみた。 こんなすごい本が2500年以上前に書かれていたって信じられない。 もちろん兵法書なので戦争を想定して書かれているものだけど、企業経営や組織論なんかにも当然応用ができる。 それだけ、 人間の本質をとらえた書籍であるということなんだろうけど、逆にいうと2500年経っても人間の本質はあんまり変わらないってことなのかな? 『風林火山』や『彼を知り己を知れば百戦殆からず』とか有
司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』の4巻。 4巻は、黄海海戦前からバルチック艦隊がついに動き出すあたりまでのお話。 いや〜〜〜 この4巻はずっとストレス。。。 日露戦争を『勝ったという印象を世界に与え、第三国の仲裁を受け入れてさっさと終わりたい』日本にとって、旅順という地点の攻略が必須であるのに。。。 ここの攻略を受け持った『乃木第3軍』の参謀長である『伊地知幸介』という人物の頑迷さにより、大量の日本人が死んでいくというのが何度となく描かれている。。。 司馬遼太郎さんも
『いつか自分で商売をしてみたい』 数年前からずっと思っていたけど、、、 『いつやる?』と聞かれると、適当にごまかしていたんだと思う。 速攻で『今でしょ!』とは答えてきてない(笑) 「いつか」は「いつかのまま終わる」と何かの本で読んだような気がする。それは知っていた。けど、実践していなかった。 知っているのに実践していないのでは、知らないのと同じ。知識の持ち腐れだ。私は何を恐れているのか?なぜやらないのか? 新年になってから、こんなことをずっと考えている。いまだにはっき
司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』の3巻。 3巻は、日露戦争開戦前から開戦直後の旅順という地点をめぐる攻防の前半戦の時期(黄海海戦前)までのお話。 いよいよ日露戦争が開戦してしまう。日本が望んで戦いを仕掛けたわけではなく、ロシアからの東アジアへの侵略圧力が次第に強まったことへの対抗措置として始まった戦争であるとのこと。 ロシア側の準備が完全に整ってしまえばどうやっても勝ち目がなくなってしまう。とはいえ、日本にはロシアに対応できるだけの戦力は全くない。 そのような状況で少しず
司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』の2巻。 2巻は、日清戦争開戦から日露戦争前の時期までのお話。 日清戦争においては、兄の秋山好古は騎兵第一大隊長として、弟の秋山真之は巡洋艦筑紫の乗組員として参戦している。 秋山好古は、騎兵第一大隊長として実際の戦闘を経験し、その経験を騎兵戦術の改良に活かしている。また、弟真之も、実戦にこそ参戦出来てはいないが、ここでの海戦を研究しなおし、自信の戦略・戦術に役立てている。 2巻で最も印象に残ったのは、日清戦争を開戦する前に、明治維新の功労や
先日フィールドワークに行った徳島市の企業様と面談を行った。 どのようなご提案をしようかと、結構迷ったが、やはり自分の得意分野で勝負するしかないし、フィールドワークで直接感じとったイメージや印象というのを、自分なりの言葉で伝えることが大事だろうと。 なので、テーマは『攻めに転じる前の守り固め』という感じになった。 地方企業の方々は、自社の認知度向上や販路拡大などのサポートが欲しいというお悩みをメインで語られることが多い。 私はそのようなマーケティングやデザイン関連は専門
絶賛決算作業中で、なかなかnoteを書く時間がとれない。スキマ時間をうまく活用して書いていかないと!と、自分を鼓舞してみた(笑) 決算中だと、どうしても自分の作業に集中しがちで、『会話』をするってことを忘れてしまう(笑) そんな中、とある経営者と話したことで印象的なことがあったので書いておこうと思う。 『一緒に働く人たちのレベルに違いがある組織の場合、発揮されるパフォーマンスは一番レベルの低い人と同程度になる』という話。 例えば、飲食店の場合、新規オープン店舗とか、ア
今日は『決算日』について書いてみようと思う。 世の中的には3月決算会社っていうのが大多数を占めると思う。学校も4月からスタートするから、なんとなく慣れた感じで、社会人になった当初も特に違和感を感じなかった。 そもそも、なんで4月なの?って話だけど、これは、国の会計年度ってやつが、1886年に4月始まりってことに法律で決められたから、ということらしい。 この国の会計年度に合わせて、学校の年度も4月からになったと。学校は国や自治体から補助金やらをもらってるから、年度を合わせ
司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』を読んでいる。ようやく2巻目に突入したところ。 忘れないうちに1巻の感想を残そうと思う。 全8巻からなる長編なので、1巻はいわゆる主人公を含めた登場人物の紹介的な感じかな。 中心となるのは、伊予松山出身の秋山好古、真之の兄弟と幼馴染みの正岡子規。 秋山兄弟は二人とも軍人になって、日露戦争を勝利に導く中心人物になっていく。 一方で正岡子規は病気がちのため、立身出世を諦め、文学、特に俳句や短歌の道を極めていく。 明治維新から日露戦争にかけ
今日は徳島にてフィールドワークに参加していました。 以前、松山市に同様のプロジェクトで行った時もそうだったけど、たくさんの意欲ある企業の方々とお話できて本当に楽しかった! 企業側の方々は、自社の事業課題に向き合うだけでなく、地域の発展というか、回復というかまで、視野に入れながら頭を悩ませている。 参加者側は、そんな企業の方々の想いに共感しつつ、自らの経験やスキルを活かして一緒にお手伝い出来ないかと頭を悩ませている。 やっぱり、地方には、埋もれた技術というか、発見されて
『言える化 ー「ガリガリ君」の赤城乳業が躍進する秘密』 ガリガリ君でおなじみの赤城乳業さんの企業文化とか、組織風土みたいなことについて書かれた本。2013年の出版なので、既に9年が経過しているが、とっても良い会社だなと羨ましく思った。今もその状態が継続している、もしくは、さらに良い会社になっていることだろう。 実はこの本は、オーディオブックで聞いたもの。最近、徒歩で移動することが多く、先日書いたJALマイルが貯まるアプリにおまけとしてついていたので、せっかくだしってことで
『六人の嘘つきな大学生』 2022年本屋大賞ノミネート作。 2011年のとある有名企業の最終選考にのぞむ6人の就活生。無事最終選考の課題をクリアして全員での内定獲得を目指してミーティングを重ねていくけど。。。という感じ。ネタバレになるからあんまり詳しく書けない(笑) この本は、就活生が主人公なのだが、自分が就活生の時ってどうだったかなとか二十数年前を思い出しながら楽しく読むことができた。 当たり前だけど、最近のものを読むと、最近の事情が良くわかるというか、そういうものか