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もらえるかな~
年末のこの時期に貰うと嬉しい『賞与』
私は、会社が業績不振でしばらくもらってませんでしたが、今年は貰えるかもと少しだけ期待しています(笑)
『賞与』といえば、経理としてはじめに頭に浮かぶのが『賞与引当金』
なんと、最近知ったんだけど、賞与引当金って簿記3級のテスト範囲に入ってないんだよね。2級で扱う項目らしい。
ということは、そこそこ難しい処理ってことなんだろう。もしくは、賞与引当金を計上しない会社が多いのかな?
賞与引当金は、会社規程に支給日や算定期間なんかが記されていると、計上することになる。
いわゆる期間損益を適正に表示しましょうってやつだから非上場会社はもしかしたらやってないかも。
期間損益を適正にってことだけど、どういうことか?
例えば6月と12月に賞与が出る場合。わかりやすくそれぞれ60万円ずつとする。
算定期間は、12月から5月の間の業績評価などを考慮して6月に、6月から11月のを12月に支給するとする。
この場合、支給された月に60万円をドカーンと計上すると、その月だけ費用が増えることになる。
これだと期間損益が適正にならない。
そこで、例えば6月支給分の算定期間は12月から5月なので、現金が支給されるのは6月だけど、その金額(この場合60万)は12月から5月にかけての活動をベースにしているので、その期間に費用を計上しましょうと。
そうなると、月額10万円ずつ『賞与引当金繰入額』がPLの販管費に計上される。
仕訳としては
借方:賞与引当金繰入額 貸方:賞与引当金
という感じ。
6ヶ月に1度『賞与』という販管費を計上するのではなく、毎月、賞与引当金繰入額を計上することで、期間損益が適正になるということ。
これでPLの話で期間損益は確かに適正になる。
では、BSはどうすのか?
賞与引当金というのは負債の科目。引当金とつくので、いつか支払いをする予定の賞与に備えて、費用と負債を計上しておくための科目。なので、賞与が支給されたら取り崩す必要がある。
ここで、決算期が問題になる。
例えば3月決算の場合。
算定期間が12月からの6月支給分は翌期の分を扱っていることになる。
つまり、12月から3月の賞与引当金がそのままBSに残高として残って決算を迎えることになる。
翌期の6月に支給される時は、この3カ月分の引当金を取り崩す処理をする。
この辺はかなりややこしいので、興味があれば経理担当者に聞いてみて(笑)
年末は賞与を貰って気持ち良く過ごしたいと思っているけど、その裏では結構面倒な経理処理があるんだよって話でした。