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ヘンゲでムゲンへ

「声劇の何が面白いの?」
そう、尋ねられたことがございます。
ヒトコトでは、答えきれないほどの魅力があるのだけれど。
ひとつ、わかりやすい魅力をあげるとするのならば、
現実では、絶対になれない人物になれるのが、声劇のおもしろいところでもある。と、思うのです。
 
セリフにより、現実では“なりたくても、なれないような人物”に変化/ヘンゲできるのです。
何と、心が弾む、魅惑的な台本の多いことでしょう!
例えば、自分ではない、自分に。
その職業や性別、国籍までをも超えて、ヘンゲできちゃうのです。
それが大変身ではなくとも。同じ、等身大の人間、ヒトとして。
自分が歩んできた人生とは、
全く異なる人生を体感するかのように演じるコトも出来てしまう。
 
やさしくってあたたかい、まるで良妻賢母を絵にかいたようなキャラクターや、その真逆。
ふしだらでセクシーで、ちょっと蠱惑的な女性になってみたり。
かと思えば、かわいらしい純真無垢な少年少女にだって、なれるのです。
 
子供の頃憧れていた、あの職業にだって就けることもあるし、
ヒーローやヒロイン、憎き敵役、ヒールやヴィランにだってなれてしまう。
人間以外のモノ…例えば、宇宙人や妖怪、物の怪に!なれてしまうのです。
ヒトならざるもの、になれるだなんて、夢のようじゃない?

一般的に名の知られた妖怪やモンスターの他にも、架空の存在、人物にだってなり得る。
例えば、サイコパスや愉快犯など。
現実的に、けして犯してはならない罪を背負った、犯罪者にだってなれる。
 
さらに。
時間軸さえも超えることができてしまうのです。
まるでタイムマシンに乗るかのように、
時代を駆け巡るコトだって出来ちゃうのです。
 
声劇やシチュエーションボイスだなんて、敷居が高い💦
そう感じていらっしゃる方に、おすすめの方法がございます。
日常生活の中で、自分のしようとしている動きをセリフ調に言ってみるのは、いかがでしょうか?

例えば、冷蔵庫のデザートを取りに行こうとするときに。
「私は、プリンが食べたいのだ!」
と、声高らかに言いながら冷蔵庫に向かってみたり、
「我は、プリンが食べたいのぢゃ!」
と、平安貴族のように振舞いながら扉を開けてみたり。
…いや、プリン限定ぢゃなくてもいいんだけど💦
(アタイの疲労回復魔法=プリンなのです(;´Д`A ```)
それだけでも、ちょこっと、ワクワクしませんか?
 
さて、アナタは。
何になりたい?
何処へ行ってみたい?
何をどう感じてみたい?
 
私にとって。
変化(ヘンゲ)で無限の可能性を感じるコトができるコト。
それが、声劇、ショートシチュエーションボイス等で
演じることの魅力のひとつなのです。
 
日常のひとコマ、瞬間を、セリフ調で言ってみて?
ほら、アナタもだんだん、声劇がしたくなーる…
したくなーる…したくなーる…(100回つづく…💗


つばめの声、聴けます♪
◆「つばめ、ヘンゲでムゲンへ」音声版 @stand.FM より👇
キモチだけは、込めております!

◆つばめ式セリフ道場「最期の晩餐」
妃さまによるフリー台本に挑戦してみました。心弾む魅惑的な素晴らしい作品をありがとうございます!



《作品利用につきまして》
上記「つばめ、ヘンゲでムゲンへ」を
朗読等に活用したい。そう思って頂けた方へ。
当方、別ページにてご案内させて頂いております、
「作品利用につきまして」をご一読頂きました上、
ご活用下さいますようお願い申し上げます。

※「最後の晩餐」につきましては、フリー台本にはございますが、妃さまへ直接、使用ご許可を頂く等、ご自身の責任にてご対応下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

#ヘンゲでムゲンへ #声劇 #シチュエーションボイス #アナタのお耳のお供に #言祝燕   

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