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「愛」って??

家族、子どもたち、大切な人たちに囲まれていると、無数の笑顔が目に浮かんでくる。


それだけで十分なのではないだろうか。


自分が人生をかけて、考える「愛」についてのお話を聞いてください。


▶︎自分の限界

▶︎博士が教えてくれた「答え」

▶︎愛に塗れて、愛に生きる

の三つのコンテンツ。



『自分の限界』


「いつも、元気だね。」とよく言われる自分ですが、体に不自由さを感じるようになりました。


朝、起きると体が痺れて動けなくなることがあります。

最初は寒さが原因かな?と思っていましたが、その症状は治りませんでした。


久しぶりに病院に行く機会があり、原因を調べてみると、驚くべき結果が出ました。

実は、以前首を骨折してしまっていて、その手術の後遺症の可能性があると医者に告げられました。


場所が場所で悪く、骨折した場所が大切な神経が集まるところ。

折れた骨をボルトで固定して一命を取り留めていますが、動きが不自然なため、首への負担が大きいそうです。


覚悟はしていましたが、もうこんなにも後遺症を感じてしまうとは、、、

突然、体が麻痺して動かなくなってしまうかもしれない恐怖。

しばらく、現実を受け入れることに必死でした。


自分に限界があることを受け入れることは辛かったです。


でも、いつ死ぬかわからないのは、世界中すべての人にとって同じ。


自分だけが、特別ではない。

もっと生死を彷徨っている人たちもいる。


今は、切り替えができていて、ポジティブでいます。


実は、「人生をかけてやりたいことリスト」を考えていました。

いつか訪れる日の前までに、やり切ろうと。


その中の一つに、「愛する人と家庭を築く」があります。


「愛」って何だ?
考えたことなかったな。




博士が教えてくれた「答え」


映画が好きです。
いつか映画を創ります。


たまたま、日課の中で「博士と彼女のセオリー」という作品を見ました。


天才理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士と元奥さんのジェームズ・ホーキングの関係のストーリー。


ホーキング博士は学生時代に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症。

ジェームズさんはその病気を受け入れ、結婚を決意。

生涯、彼を支えていくことを誓います。


自分は最後の最後まで二人は、寄り添い合いながら、生きていくと思っていました。


しかし、


二人は離婚。

1995年にエレイン・マンソンという別の奥さんと再婚します。


その選択に、誰もが驚いたと思います。

不快な気持ちになった人もいるのではないでしょうか。


ただ自分には、博士の選択が理解できました。


いつ死ぬか分からない状態で、愛する人を一人だけ選ぶ。

それが生涯を捧げられる人かどうか、その人ではない
と思った時に、その選択は生まれるのかもしれない。


最近、見た「マチネの終わりに」とは真逆な感情。


本当に、一人の人だけを愛し続けられるのと、自分は問いたい。




愛に塗れて、愛に生きる


さて、ここまでエピソードを踏まえて、「愛」とは何なのか考えてみました。


よくある比較として、「好き」が挙げられます。


「好き」の延長線上に「愛」がある、自分もそう思っているが、もう一つ、自分と相手の「好き」が重なれば「愛」なのかなと思いました。

ちなみにこの論理に恋愛的要素は含んでいません。


例を挙げると、


親と子、お互い好きが重なれば、親子愛になる。

夫と妻、お互い好きが重なれば、夫婦愛になる。


そして、先生と子ども、好きが重なれば、愛が生まれる。


ただし、この時の重なりは単純ではないです。


信頼関係、心から繋がる、本音で対話できる。

言葉で表すことが難しいな。


見えないカタチで、いくつもの要素が折り重なっています。


「愛」が生まれることで、その人たちと過ごせる日々が本当に心地よくなる。


いつも一緒にいたいと想えるようになる。


自分の夢は、そんな人たちを増やせていけたらいいな。

今は「好き」な人たちとの時間を大切にして「愛」せる人たちにする人生にしようと思います。


限りある時間の限り、愛に塗れて、愛に生きたい。



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