とってぃーの先生実践録 vol.8
自分の教室は学校で一番キレイだと思っています。
自慢っぽく聞こえるかもしれませんが、自分はこの事実を誇りに思っています。
自分はキレイ好きでも潔癖でもありません。
整理整頓はむしろ苦手分野で、書類を管理することは苦手なことベスト3にランクインします。
「とってぃー先生の教室はいつ見てもキレイだね〜。」
そんな言葉をいただく度に自分は嬉しい気持ちになります。
なぜなら、子どもたちがキレイにした結果だからです。
その褒め言葉は、必ず子どもたちに伝えるようにしています。
整理整頓が苦手なはずの自分が、子どもたちと教室を整えようと思ったのか、その理由を書かせていただきます。
①子どもの成長を見逃さない
1学期は子どもたちとルールを決めて、とにかく徹底してきました。
そのルールもたった三つしかありません。
・自分のことは自分ですること。
・机の上には、学習の準備以外は何も置かない。
・教室が使えることに感謝すること。
二学期になって、子どもたちもルールが習慣化されてきています。
しかし、時にはルールを守れないことがあります。
このタイミングで先生が出てきます。
どうして、ルールを守れなかったのか、この一点について考えるためです。
「時間が足りなかったから。」
「イライラしていたから。」
の二点が主な理由です。
つまり、子どもたちが改善しなければいけないところが、乱れから浮き彫りになります。
常に整っている環境であれば、トラブルが大きくなる前に、落ち着いて話ができるというメリットがあるのです。
②活動に集中できる。
この理由はユニバーサルな視点で考えました。
自分の学級は特別支援学級で、集中力が続かない子どもが多いです。
その大きな理由として、余計な刺激が挙げられます。
ごちゃごちゃした黒板を例えにすると、パッと見た時に必要な情報が何かわかりませんよね。
特別な支援を要するに子どもたちは、教室環境で同じ思考になります。
自分は必要だと思っていても、子どもたちにとっては必要がないことかもしれません。
そのため、余計なモノは教室に置かず、シンプルな空間を心がけています。
③心を整える。
最後に、教室を整えることで、自分の心が整えられると自分は考えています。
心を整えるとは、感情を理解し、適切な表現をすることだと捉えています。
暴力や暴言が多い児童がいました。
いくら、言葉で説明しても、その行動は変わりませんでした。
しかし、根気強く、掃除することを伝え続け、頑張ったときはたくさん声をかけました。
すると、児童の行動に少しずつ変化が見られるようになりました。
外面を整えてった結果、内面も磨かれていきました。
「何をするか迷ったら、靴磨きをしろ。」と言われたことがあります。
その言葉を通り、子どもたちには掃除を通じて、心を豊かにしてもらっています。
いかがでしたか??
ぜひ、参考にあるところがあれば、活かしてみてください。
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