2024年度「青年部教学試験1級」研鑽のために 「佐渡御書」第九章終わり part12 各章解説メモ
池田先生はつづられた。
佐渡御書は、身命に及ぶ大難の中で、御本仏の大境涯を高らかに示され、『師弟の勝利を宣言された一書』です。
第九章の急所にあるとおり、
大聖人が竜の口の法難、佐渡流罪との大難に遭ったためか大聖人門下は疑いを起こして信仰をすてたりする人も出てきた。、大聖人を批判する門下の罰について憐れまれている。
いったん大聖人の門下となったものが退転し、手のひらを返して大聖人に、かえって教え諭すなどという門下は、他宗の批判者よりも罪が大きいことを憐れんでいる。
→なぜか。他の門下をも退転させたりとの破和合僧の罪が重罪となるからであり、
→佐渡流罪などの大難の本質には、悪鬼入其身により権力者などの狂った行為により、大聖人と門下との「師弟」を引き裂き、組織分裂・破壊という結果を招き入れる。
P98 L4-
「かえりて日蓮を教訓して我賢しと思わんビャクニン」
→根本にあるのは、「慢心」であり、「嫉妬」。増上慢の人間は、師の偉大さに嫉妬し、その教えに我見を付け加えようとする。
★池田先生の指針からもしっかりと拝しましょう。
「妙法の因果」に則った人は、永遠に栄えます。末法万年尽未来際まで、一家眷属に福徳が伝わっていきます。(中略) 師匠の教えは峻厳です。(抜粋)