「重い課題」は確かに重いが糧になる
こんばんは、みたむらです。
先日書いたPtoCの法人化の話が本日も議論中。
設立のための資料を作っているのですが子どもの日までにつくりたいよね、とドライブかかっています。
巡らす思考、タイプする文字が未来の子どもへのギフトになると思うとイソップ童話の「三人のレンガ積み」みたいで気合はいりますね。
「三人のレンガ積み」について、かいつまんで書くと。
旅人がレンガを積んでいる職人3人それぞに「ここでいったい何をしているのですか?」と全く同じ質問をした。
1人目の答え「見ての通りレンガ積みさ、毎日毎日同じことの繰り返しだよ」、旅人にはその職人がすごくつらそうに見えた。
2人目の答え「俺は壁を作ってるのさ、この仕事で俺は家族を養っているんだ」、旅人にはその職人は感謝しながら仕事をしていると感じた。
3人目の答え「俺たちは歴史に残る大聖堂を作ってるんだ!ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払う! 素晴らしいだろう!」、旅人は職人から元気をもらい再び旅に出る。
というお話。
話が横道にそれました。
このあたりの「未来」はイコール「今の積み重なり」であるという感覚を私に与えてくれたのは現立命館アジア太平洋大学の学長、元ライフネット生命のCEOだった出口治明さん。
何がそんなに自分に影響を与えたのか?
それは出口さんからの「重い課題」に取り組んだこと。
実は表題の「重い課題」というのはライフネット生命が新卒採用で学生に提出を求める小論文のこと。
数年前、まだ20代半ばだった自分はライフネット生命の新卒採用に既卒ながら応募していたのだ。
当時の重い課題は以下のようなもの。
現在、日本人の平寿命は82.67歳です。医療の飛躍的な進歩により。
今から50年後に日本人の平均寿命が100歳になるとしたら、
どのような問題が起こるでしょうか。
その問題を解決するために何をすべきか、
次の設問にしたがって説明してください。
【1】日本人の平均寿命が50年後に100歳になった場合2013年現在と比較してどのように社会が変化するのか予想して説明してください。
【2】50年後に成人を迎える若者にとって【1】の社会であなたがもっとも深刻だと思う問題を挙げ、選んだ理由を説明してください。
【3】【2】の問題に対する解決策を教えてください。
「50年後の社会がどうなっていて、その社会に生きる若者のために、今の自分ができることはなんだろう?」
自分なりに真剣に考えて出した答えが
「今日という一日を精一杯生きる」でした。
カイジに出てきそうな陳腐な言葉かもしれません。
ただ、当時の自分が一ヶ月近く毎日毎日考え続けてでてきた言葉は社会は変えなくても自分の生き方は変えてくれました。
ちなみのその選考ですが、小論文は通ったもののグループディスカッションであっさり敗退汗
ただ自分にとって間違いなく価値あるチャレンジだったと思っています。
みたむらが書いた重い課題への回答全文もまた日を変えてnoteに載せようかと思います。
最後に応援と感謝を込めてリンクを。
■ライフネット生命採用ページ
■立命館アジア太平洋大学