「春の雨と、感染者増加傾向」。2023.4.8.
起きて、空気があたたかいのが、わかる。
午前9時前に外へ出ると、少し気持ちがゆるむような空気感がある。
マスク
駅までの道路を歩くと、今日は、いろいろな年代の人とすれ違う。
マスクをしていない人は、屋外のせいか、半分くらいの割合になっている。
駅に着いたら、電車は行ったばかりで、次のを待つ。
電車が来て、車両に乗り込んだら、高校生男子の集団がいて、向かい合わせの座席に座って、通路越しに元気に会話をしているし、マスクもしていたり、してなかったりするので、そこから、また少し遠ざかるように車内を歩く。
もう、そんなことを気にしている人は、少ないだろうと思う。
アルコール
終点に着いて、乗り換える。
改札のそばのアルコールポンプは、私だけが使っている。
5月の連休が終わる頃には、なくなっているかもしれない。このところ、毎週のように、そんなふうに思う。
マスクをしていない人はあちこちで見るようになった。
CM
次の路線の電車に乗り換える。
車両の窓は、ほぼ閉まっている。乗り込んだ場所から、遠いところで、一ヶ所だけ、少しだけ窓が開いているのが見えた。
ドアの上の小さい画面では、コマーシャルのような映像が流れる。
4月9日の、さいたま市。横浜市。それらの地方選挙の広報が続く。
さらに、新しい季節を迎えた家族の穏やかな場面が続いていて、何かと思ったら、ワクチンのことを考えてみませんか?という言葉と、製薬会社の名前がうつる。
すでに、ワクチンを打ちましょう、といった積極的な呼びかけはしなくなったようだ。
工事
目的の駅に着く。
改札を出て、道路を歩いていると、線路ぎわに、電車の工事関係者が、10人近くいて、ゆるやかな列になって、歩いてくる。その人たちとすれ違う。
仕事をした、という熱気が伝わってくる。
うしろから、黒いブックカバーをしている本を読みながら、歩いている若い男性に抜かされる。かなりのスピードだと思った。
枝の新緑が増えている。
感染の増加傾向
ここのところ、コロナ感染者数は、増大傾向になっている、と思っていた。
この増加傾向に対して、もう、あまり広く注目されていないのは感じる。それでも、体が強くない人間にとっては、かなり気になり続けていることだし、この増加傾向の原因については、やはり、「マスクは個人の判断」になって、マスク着用率が下がったから、としか思えない。
それでも、そんなことを考えている人間は、少なくなっている印象はある。
5月の感染予想が、マスク着用率で、都内で「2500人」から「8000人」の幅があるのは、それだけマスクが、感染拡大予防に効果がある、ということの証明のように思うのだけど、そんな話もあまりされなくなっている。
これから、まだ気をつける日々は続そうだ。マスクも、つけ続けると思う。
春の雨
午後4時30分頃、いつもの土曜日よりも少し遅い時間に用事が終わって、朝降りた駅に向かって、歩く。
雨が降っている。
暗い空。
キャリーケース
電車に乗ったら、ドアの上の小さい画面で、ニュースが流れて、すぐに終わる。
車両の中に、キャリーケースを持った若いカップルがいて、ずっとくっつくように笑って、話して、二人ともマスクをしていない。
電車が動いている時も、ずっと楽しそうで、次の駅に着いたら、もつれあうように、二人で降りていった。
そして、小さい画面には、さいたまと、横浜の、統一地方選挙の投票を呼びかける映像が、流れる。
ニュース
それから、ニュースが始まった。
タイマー
目的の駅で降りる。
久しぶりに駅ビルに入って、エスカレーターで3階に行く。
いわゆる「300円ショップ」で、キッチンタイマーを買おうと思ったが、見当たらない。そのあとに、雑貨店で尋ねたら「申し訳ありません。扱っておりません」と言われる。
もしかしたら、スマホのタイマーがあるから、あまり売れなくなっているのかもしれない。そんなことを、スマホも携帯も持っていない人間は、思う。
窓
今日は、先週よりもマスクをしていない人が増えてきた印象がある。
特にカップルは、ほとんどノーマスクだったように思う。考えたら、お互いの顔が見えた方がいいから、それは、そうだろうと感じた。
電車を乗り換えて、雨が降っているけれど、窓を開けてから、座席に座る。
向かいの席の中年男性が、何度もセキをしている。ちょっと怖い。でも、そんなことを気にしている人間は、やっぱり、もう少ないのだろうとは思う。
雨が降っている。
(他にも、いろいろと書いています↓。よろしかったら、読んでもらえたら、うれしいです)。
#今 、こんな気分 #コロナ禍日記 #マスク #感染拡大傾向
#予想 #感染者数 #感染死者数 #新型コロナウイルス
#生活 #暮らし #駅 #アルコール除菌
記事を読んでいただき、ありがとうございました。もし、面白かったり、役に立ったのであれば、サポートをお願いできたら、有り難く思います。より良い文章を書こうとする試みを、続けるための力になります。