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とりあえず何か弾いてと言われたら

先日、とある居酒屋の二周年記念で演奏をさせてもらいました。
去年もですが、その場所で演奏をさせてもらったきっかけで、今生徒になってる方がいるんです。縁ですよね。本当にそういうのが好きです。

その生徒さんは、まだ撥の当て方のみになってしまっているんですけど、そこは敢えて耐えて頂いています。ただですね、本人は耐えられても、そうでは無い他への配慮というのが必要になってくることがあるんです。
本当に切実な話です。

十中八九、趣味でもなんでも楽器というものは、本人以外の理解が無い限りは、撥の当て方のそれは「騒音」にしか聞こえないわけですよね。
こればかりは本当に申し訳ないなぁと思うのです。もっと早く演奏できる方法を見つけたいです。けれど今のところは、コツコツやって頂くしかありません^^;
で、僕が薦めている消音方法は、忍び駒や、百均で作る消音板を使うことです。

僕も津軽三味線奏者になってから、何回も引越しを余儀なくすることがあったりして、音に関して本当に苦労しました。ちょっとノイローゼ気味になった方もいるくらい。それだけ嫌いな人には嫌な音なんでしょうね。
ある日、練習していると床をつく音がしまして。それがどんどん大きくなってきて、そのときに作っていた曲のタイトルを「地鳴り」とつけたくらいです(笑い話になってますが、自戒の意味も含めて)

そこで今、そういう方にもちょっとした曲を弾けるように譜面を用意しました。
「さくらさくら」です。

さくらさくら

あとは良くある「きらきら星」

きらきら星

撥の練習以外で飽きちゃったなと思ったときにトライしてみてください。
そして、撥でなく指で爪弾くのありです。
とにかく、なんでも良いから知ってる曲を少しでも弾いて、周りの理解を高めていく(汗)というのも大事ですよね。
僕は焦らずにと言いますけど、早く上手くなりたいという気持ちも十分わかりますので、ちょっと簡単な曲をというリクエストがあればコメントくださいね。
お待ちしています。


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山影匡瑠(三味線奏者)
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