知らなくても良いけれど、知っていた方が良い
こんな仕事をしていると、暦が全く掴めないでいる事に若干の不安を覚えたりして。
それはそうと、悩んでいた譜面を作り終えました。もう自分を褒める事にします。
ただ本当にニュアンスが出せないので困りますね。本当に自分でカスタマイズしてやらないとという気持ちがわいてきてますので、早速スコアソフトの購入に踏み切りたいと思っています。
実は譜面からっきし苦手でした
三味線の文化譜ではギターのタブ譜というものに似ていると昨日書いたのですけど、それ相応に音楽の知識がないと、何が何だかチンプンカンプンになるんです。ト音記号とかそういうのは置いておいて、音の長さがまず一番大事なんですよね。
津軽三味線デュオNAZNAというユニットを組んでいるのですけど、相方の山内利一くんが音大出身で、津軽三味線の譜面をぱっと作れちゃう人で、僕はそこで譜面を身体で覚えました。
民謡の譜面も、音がわかっていると、なんとなく出来てしまっていた為、あまり真剣に向き合ってなかったんですね。それでもレコーディングのお仕事とかは五線譜。それを三味線に置き換えるのは初見ではまず無理で、前もって送られてきた譜面に手書きで付け加えていたりしていました。もう責任問題ですから。なので、そこだけは地味に慣れる練習を続けています。はい。
知らなくてもやってはいけるけど、いつか限界がくる
バンド時代、何も考えず感覚だけで音楽作ってました。シーケンサーという夢のような機材が出来、それで音楽を知らずとも作ることは出来ることがわかり、どんどんのめり込んでいきました。その時に初めて気がつくんですよね。自分の底の浅さに。なのにそれを誤魔化してやってきた節があるんです。
去年あたりから勉強をしているのですけど、少しずつ音に対しても気づきがあったりして、この歳にしてようやく三味線の譜面も作ることが出来るようになりました。
知らなくても音楽は出来ます。けれど知っていたらもっと音楽は広がります。なので、少しずつ楽典的な事も織り交ぜつつ教室に活かせたらなと考えています。
三味線はギターにはならない
これ、僕のテーマなんですけど。ギターのように弾いてもそれはギターじゃないんです。全然違います。なので楽器の特性を活かした奏法というものがあるんじゃないかといつも思っています。
フレットつけたり、弦の数増やしたり、それは凄く面白い事だし、やっているのは良いとしても、果たしてそれが普及するのか?というところを僕は考えてしまいます。
ギターの考えを三味線に置き換えるという事を僕はやっていますけど、やはりそこも知識が、工夫が、チャレンジが必要です。
それを考えるのがいますごく面白いです。
むちゃくちゃ書きましたけど、とにかく色々勉強している最中。いつ終わるのかわからないですけど、こうしているのが一番自分らしいかな。と思っています。
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