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変に凝り性なのか?
一つのことを調べるのにかなり脱線してしまって、途方も無いところに着地することって無いですか?凝り性だとは思っていないんですけど、最近はどうにもこだわりの癖が強くなってきてます。
というのも師匠から随分前に頂いた資料があって、そもそも三味線の伝来とは?というところからで、僕が話す三味線の元は沖縄の三線です。っていうのがどうにも説明がつかなくなってきてるんです。琉球から大阪の堺に三線が入ってきて、演奏をしたのが琵琶法師というのが説なんですけど、他の説だと、その琵琶法師が最初に琉球に入って、それを持ち込んだという話もあったり。三線が訛って三味線と呼ばれるようになったっていうのがすごく無理があって、中国の「サムシェン」が訛って三味線になったというのがすごくしっくりくるんです。そう、そこでおかしくなってきます。三味線は中国から直で入ってきてない?という話。伝来の年号もあやふやで、そうなると、もう歴史の話から色々と調べなくてはいけなくなってきて、勉強をまともにしたことがない僕の頭がバーンっとなるんですね。なので、伝来の話が着地できないままという話なんです。実際三味線は諸説色々あって、どれが正しいというのは不明だそうです。
津軽三味線も、元々は盲目の男性が生活の糧を得るために始めた芸で、当時は差別の中で生まれたものです。それがいつのまにか晴眼者が弾くようになって、それを教えた最初の人は誰なのか?というのも実はわかってないのです。ルーツが途絶えちゃうんです。すごくミステリー。盲目の女性芸人の瞽女(ごぜ)は逆にシャーマン的な扱いで、家々を尋ねると、どうぞどうぞと招かれ、たいそうよくしていただいていたそうですよ。
他にも師匠が調べたものはちょこちょことこちらで出していきたいと思ってます。
今日は動画うまく撮れなかったので、明日またチャレンジします。
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