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治水事業と住民の努力 昔ながらの知恵はやはりすごい!


いらっしゃいませ。
お時間いただきありがとうございます。
ごゆっくりどうぞ。


昨日、川の治水事業について取り上げているニュースを見かけた。

確かに近年、水害が増えたように感じる。

そのニュースでの、ある一つのポイントにハッとする内容があったのでちょっと書いてみようと思った。忘れないようにとの意味も込めて。。。
(専門家ではないので個人の感想として読んでください)


川の氾濫が起きる要因としては
・降雨量が多い
・川底に堆積物が溜まっている
・水量に対して川の勾配が緩い
・川の形がよくない
ざっくりあげるとこんな形だろうか?


自分の住んでいる近くの川に、大雨が降るとすぐに氾濫しそうになる川がある。
なので近くの川を整備し、そちらにも水を引き込み氾濫を防ぐ工事をしたことがあった。
その工事費がなんと533億円!
(そんなにかかっていたのか💦)

しかしどんなに整備しても、台風の時期に一度氾濫している。
自然の猛威には敵わないのだろう。


そんな中、川に流れる雨水を少しでも減らす努力という事を紹介していた。
それが『各家庭で雨水を貯める』という事だった。
雨水を川に垂れ流しにせず、一旦溜めておいて時間差で流せば、一時的な川の流量は減るという事だ。


これを聞いてハッとなった。


自分は元々田舎の山育ち。
祖父祖母は農家で両親も農家を継いでいた。
農業は水が命。
更に、昔の家は災害用に水瓶があり、雨水を必ずそこに溜めていた。いざという時の生活用水だ。
農業用にもタンクがあり、そこにも溜めていた。
全部合わせれば1500リットルは溜まるくらいだ。
生活の飲み水も、一度こして、沸かしてから冷ませば飲める。

昔は各家庭では当然のようにあったであろう、水を貯めておく知恵。
100世帯がみんな貯めていたら、一世帯200リットルだとしても20,000リットルにもなる。
(ちなみに今の給湯器は400リットル前後が多い?)

これをする事で川の水量は激減する。
ニュースでは、バケツ一杯貯めるだけでも全然違うのでやって欲しいと言っていた。


確かにそうだ!!


昔からの生活は理にかなっていると痛感した。
便利もいいけど、こういうところはもっと広めていくべきではないかと思う。

とりあえず、庭に水を貯める何かを置く事にしよう。


みなさんも治水活動にご協力ください。


では、今日も一日ご安全に!!

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