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甲子園中止から子どもの目標設定について考える

おはようございます。

今日は小さい子どもの話ではないのですが、
先日パパの大学野球部のOBでリモート飲みを
しました。
その時に、コロナ影響での甲子園中止に伴い、
今の高校球児がどう思っているのか、
大人たちはどういう判断をして、この先どう
考えているのかなど。
話が白熱しました。

当然、パパたちの目線は完全に現役高校生を
助けてあげたいという思いです。

しかしその中で意外な話がありました。
話してくれたのは大阪の現役教師で、
野球部の監督もしている後輩からでした。

高校野球児の中には、
甲子園中止にほっとしている子もいるというのです。
夏は甲子園中止だと、夏の県大会も中止になっています。
ここでは細かい仕組みは置いておきます笑

そのほっとしている子たちというのが、
県大会ですぐ負けてしまうような弱いチームの子たちで、
そのパパの後輩曰く、
「負けなくてよかった。」
「早く受験勉強し始めれるからよかった。」
などの理由だそうです。

確かに、全国屈指の大阪桐蔭と
部員9人が集まる公立高校とでは、
野球に対する目標が全く違うのは明らかです。

ですが、誰もが負けたいと思う人間はいません。
それが人間の本能です。

ただ、負けることを知らない、経験していない
人は誰一人いません。
みんなその現実を受け止めて次に向かうから
成長があるのです。

そのことを大人や先生が、伝える必要があります。

そしてそれぞれの高校生が野球にかけた3年間の思いが同じ時に集まり、ぶつかりあう。
こんなエネルギーが高い場所はありません。

人間なので負けが怖いというのはわからないでもありませんが、エネルギーが高い場所を経験することが人生にとって一番重要です。

甲子園中止は、高校球児の成長のチャンスを
奪ってしまいました。
無理やりやったとしても、
「コロナうつらないかなー」
「無観客かー」
の気持ちがあると、
みんなのエネルギーが集中しないですよね。
難しい判断を大人たちは下しました。

しかし、
この歴史的な中止という環境を経験した
子どもたちは捉え方によって絶対人生に
プラスに働きます。
そう信じてもらえるような
大人の対応、行動が今は急務です。

それは甲子園に変わる目標設定の提示です。

三姉妹パパの勝手な提案は、

安心してできるだろう5年後に、
今の高校三年生への甲子園大会を作ることです。
究極の何年後でもいいですが笑
その時働いている人もいるでしょう。
野球から離れている人もいるでしょう。
それが大事ではありません。
目標を示してあげること、
そこに向かうチャンスを与えてあげること。
そして、たくさんの人が目標とする場で
一人一人が様々な感情を経験すること。
これが大事だと思うのです。

今日はこのへんで笑

以上、三姉妹パパでした。

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