畑を"何度も" "深く" 耕そう no.422
■
昨年から取り組み始めた農業ビジネスなのですが、農法としての特徴がいくつもあります。
(ちなみに、我々のプロジェクトではagribito農法(アグリビト農法)と名付けています)
今日はいくつもある特徴のひとつを書いてみます。
■
本日の特徴、それは、
『畑をめちゃ深く、何度も何度も、荒く、耕す』 です。
具体的なやり方は、プラソイラ(スガノ農機製)っていう機械をトラクターにつけてゴリゴリと引っ張るんですね。
(プラソイラの説明はこちらから)
この長い爪とその特殊な形状によって、地中深くの土の硬い層(心土層)を壊しつつ、上下方向で土を混ぜることができるんです。
これをやることで、排水性の向上、深い層までの酸素の導入、土壌の団粒化 などを促進することできるんですね。
記念すべきプラソイラ初投入の様子
■
そんな素晴らしいプラソイラなのですが、爪がびっしり付いてるわけじゃないから、本気で畑の土を全部をひっくり返そうとすると、数10cmずつずらしてかけていくことになるから、たった0.5反でも、結構時間がかかるんです。
■
しかもこの作業、定植前に1度やればいいってものでもないんですよね。効果を増大させるなら何度でもやったほうがいい。
なので、プロジェクトでは、
『昨日、3回プラソイラかけてきました!』
『私は5回かけました!』
『私は先週10回かけました!!』
のように、それぞれのメンバーが競うようにかけて、
切磋琢磨していたのでした。
■
そうなると、やばい私達ももっとやらなきゃ…と焦るわけで。
全国各地に散らばってるけど、同じ目的を持った同志って大事ですね/笑
何度もやってるうちに、だいぶ緻密なトラクター操作ができるようになりました/笑
■
野菜作りは、土作り。
土作りは一日にしてならず。
これはどの作業をするときも感じていたことです。
今日はこのへんで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?