日本の歴史の流れを簡単にまとめてみた part27 「大政奉還と王政復古の大号令」
欧米にボコられた薩摩と長州は、幕府を倒して欧米に対抗できる強い政権を作るために仲間になりました(薩長同盟)。
そんで明治天皇が即位すると、、薩摩と長州を中心に倒幕を目指す動きが高まりました。
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これに対し、15代将軍徳川慶喜はフランスの助けのもと幕府の権威を立て直そうとしました。
こんな徳川慶喜をみた山内豊重は(土佐藩)、
「この空気感、いったん幕府という政権を手放した方がいいんじゃね、徳川君は新しい政権の中で力を出した方が人生やり直せていいんじゃね」
と提案しました。
徳川慶喜は、
「それもそうだな、いったん政権を朝廷に返して人生やり直しもありかも」
ということで、政権を朝廷に返しました(大政奉還)。
「もいっかい、新しい政権でがんばれそう」(よしのぶ)。
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ところがどっこい、とんでもないことが起こりました。
武力による倒幕をめざす勢力は、天皇中心の政治に戻すことを宣言し(王政復古の大号令)、新しい政府を作ったのですが、ですが、
徳川慶喜は新政府への参加が認められなかったのです!
「だまされた、ちくしょー」(よしのぶ)
新政府は徳川慶喜に、幕府の領地をすべて差し出すように命じられました。
260年あまり続いた江戸幕府終了(よしのぶ)。