241021 アコーディオンの可能性
今日のプレイ・リストから 002
ロリス・ドゥイエズ
黒い大地
作曲はファジル・サイ
ファジル・サイの「黒い大地」は、トルコのギター「サズ」に触発された名曲です。曲に取り入れられた内部奏法(ピアノの弦を直接指ではじく奏法)が印象に残ります。それをアコーディオンで挑戦するとは。
ロリス・ドゥイエズはベルギーのモンスで生まれました。4歳の誕生日に祖母からバイオリンを与えられ、最初のコンサートは7歳だったそうです。しかも、9歳になると父からアコーディオンを学ぶようになります。大きな楽器を演奏するには体格が必要だったんでしょうね。バイオリンも、アコーディオンも、ともに芸術アカデミーの専門修士号を取得する若き天才です。