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241226 エキセントリックなスピーカーで鳴らすべき音楽

今日のプレイ・リストから 068
ヘイズ・ブラッドリー
そのまま受け入れてプレイして


ヘイズ・ブラッドリーはLA出身のDJ兼プロデューサー。シカゴでダンス・ミュージック・レーベルThese Things Take Time Recordsを設立し、世界に認められた後、地元に戻って映画音楽制作やバーバリーなどのファッション・ブランドの音楽キュレーター等多方面で活躍しています。インスタグラムに彼のリスニング・セッションがアップされていました。

このラウンジにあるスピーカー・システムが抜群にかっこいい。サイレンス・プリーズお静かに願いますというメーカー名まで洒落ています。妖艶な白い曲面を持つ、高音と中音のフロント・ローデッド・ホーンはジャン=ミッシェル・ルクレアというフランス人が設計しています。スリット・バスレフと思われるウーファーと組み合わせ、プリとメインに分かれた真空管アンプで駆動しています。

想像するしかありませんが、多分、軽やかだけれど芯の強い音が響いているんでしょうね。我が家はヤフオクで買ったイギリス製中古フロア・スピーカーに中華デジタルアンプのセットです。そんなロー・ファイ・オーディオで聴いてはいけない音楽なのかもしれません。いや、だからこそ「そのまま受け入れてプレイして」なのか?


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