⭐︎魔王の購入本紹介⭐︎
【この記事の続きになります↓】
魔王『横浜で買ってもらった本を紹介しまーす』
てるりん《うぃ〜》
『今回は予算5000円で3冊の本を買いました。
まず1冊目はこちら、
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【あらすじ】
「この世界をよく理解するって、どういうことだろう?」
ある日、科学史家は8歳になる息子アーロンに問いかけた。
ふたりの対話はやがて、科学の歴史を縦横無尽に駆けめぐる、
壮大な知的冒険の旅へとつながっていく――
古代ギリシアの原子論から、コペルニクスの地動説、
ガリレオの望遠鏡、ニュートン力学、ファラデーの力線、
アインシュタインの相対性理論まで、
物理のしくみを解き明かした、驚くべき発見の物語!
《なんでこの本選んだの?》
『今まで我ってオカルトというか科学と相反する存在だと認識していたんだけど、最近実はグラデーションになってつながっているんじゃないかと考えていて。それじゃあ一丁科学とはなんなのかイチから学んでみようじゃあないのと思って選んだ。ブルーバックスの本は割と好きだし(ついてくる栞が面白いし)タイトルとあらすじからわかりやすそうっしょ?』
《お父さんお父さん!魔王が僕の隣で一緒にお父さんの話を聞いているよ!》
『可愛い坊や、そしてお父さん!面白い話をしているじゃないか。我も一緒にディスカッションさしてくれ!』
《....コレが言いたかっただけじゃないの?》
『だけじゃないけど、ソレもある。
ハイじゃあ次、2冊目〜
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【あらすじ】
宮澤賢治は自然科学を学び、農民を助けた。一方で、仏教を信仰し、宗教への関心はキリスト教、神道、民間信仰、道教、北ユーラシアのものにまでおよんだ。賢治の作品を手がかりに、宗教と科学の関係をわかりやすく解説する。
《今度は難しそう。》
『ミヤケン好きだし、宗教と科学の関係とか絶対面白いじゃん。てか我らに関係ありそうでしょ。ちょっと擦りそうでしょ?』
《擦るかどうかはわからないけど、表紙の紙の質感がいいね。カバー外した本体の青色もすごい綺麗。》
『なー?やっぱそういうとこに紙の本の良さがあるよなー!冒頭数ページ読んだけど意外と文章は難しくないんだよ。高かったけどいい本に出会えた予感。
そして最後に3冊目。
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【あらすじ】
惑星ソラリス――この静謐なる星は意思を持った海に表面を覆われていた。惑星の謎の解明のため、ステーションに派遣された心理学者ケルヴィンは変わり果てた研究員たちを目にする。彼らにいったい何が? ケルヴィンもまたソラリスの海がもたらす現象に囚われていく……。人間以外の理性との接触は可能か?――知の巨人が世界に問いかけたSF史上に残る名作。レム研究の第一人者によるポーランド語原典からの完全翻訳版
『横に並べられていたテッド・チャンの短編とすっっっごい迷った結果こっちにした。“意思を持った海”と意思を持った闇鍋である我ってなんか似てそうじゃない?あと“人間以外の理性との接触は可能か”この問いが気になりすぎて決めた。表紙も静かで好き。』
《闇鍋wwww確かに、あんたはもういろんなモノを飲み込んでいるから闇鍋というか蠱毒というか一言でいうとそういう存在だよね。
てかあの時この本にするかホラーにするか新書にするか岩波文庫にするか余裕で1時間くらい悩んでいたよね。同じ階を何度もぐるぐる回ってさ。超足疲れた。》
『ごめん』
《いいよ、肉まんと夜景でチャラにしたから。今回の選書基準はなんだったの?》
『科学的な視点で我自身を見つめるために、まずは科学ってなんなのか知ってみよう!...かな。』
《病的なくらい自己分析好きだよねぇ....昔、なんかあったの?》
多分魔王はさ、高校生の頃の私に消されかけたことがトラウマになっているんだと思うよ。
おとぎ話のような空想の友達なんか切り捨てて現実の世界を生きようってしてた頃だったから。だからより現実的な科学的視点で自己の考察を始めたんじゃないかな。
『うぐっ...』
《図星?》
『......怖かった。と同時に我の存在がお前の人生の邪魔をしているんじゃないかって不安になった。だから!ちゃんと我もお前と一緒の世界にいる現実的な存在なんだって証明が欲しい。』
大丈夫だよ魔王。大人になってから知ったけど、人間なんて時にはおとぎ話のような存在に寄りかからないと生きていけないんだから。
《いやマジそれな!超わかる!》
言ってしまえば、
私が生きている限り!
魔王もてるりんも他のイマジナリーフレンドもみーんなここに!この世界に一緒に生きている!
世界なんて共通フィールドを個々のフィルタで眺めている景色にすぎないんだから、他人に押し付けたりしない限りソレでヨシ!
私は、信じたいものを信じて生きることに決めた、だからもう大丈夫だよ魔王。
『.........。』
それはそれとして本棚スペース開けないとなぁ、
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やっぱ3冊だと寂しいな。
追加で魔王におすすめ本もいれとくか。
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よし。
漫画と児童書もいれといた。
難しいこと考える原因になった私がいうのもアレだけどさ、気楽に楽しんでよ魔王。
世界も物語も途方もなく大きくて広いんだから。
【おしまい】