神沼三平太@怪談を書く人

実話怪談作家以外にも色々やってます。ガジェット好き。最近は配信とか動画収録環境を整える…

神沼三平太@怪談を書く人

実話怪談作家以外にも色々やってます。ガジェット好き。最近は配信とか動画収録環境を整える必要性があって、バタバタしています。勉強が足りない!

マガジン

  • ただの日記

    Twitterに書き込んだ内容をまとめて日記にしてます。続くかは不明。

  • 自己満足の世界(作業記録と雑記と私感

    神沼三平太の作業記録と雑記と私感です。

  • 雑穢(掌編怪談集)

    色々な方から聞き集めた不思議な体験談を、短くまとめた掌編集です。文庫本で4ページ(40文字×16行×4)以内を目安にしています。時間に余裕が取れた時に更新されます。

  • 実話怪談の周辺

  • 音雑穢

    実際に起こった短い不思議体験談を読み上げた音声ファイルを掲載しています。朗読ではなくvoicepeakを使っています。 基本的に別マガジンの「雑穢」(https://note.com/3peta/m/m904441f93182)を更新した際に、音声版も作成して公開する予定です。

最近の記事

現実逃避として狭い現実に集中する

世の中がきな臭くなって、SNS経由で見聞きするだけでも辛いニュースが流れてくる。ニュースの内容も辛いのだが、それと同時に焚き上がったヘイトがそれらのニュースの周りに渦巻いていて、とにかく正視に耐えない。 こんな時には、もっと身近なことだけを考えるようにしている。例えば猫のトイレ掃除とか、食器洗いとか、夕飯に何を食べようかとか、料理の買い出しはどうしようか、みたいなこと。つまりネットと生活を分けてしまって、ネットからは視線を外すのだ。 今日まで在宅勤務なので、別にスマホを四

    • Keys to GO 2 を導入してみた

      iPad miniと一緒に使うためのキーボードをずっと探してきた。今まで色々なキーボードを導入しては、「こんなもんかな?」という感じで、しっくりこなかったのだ。そんな訳で、ロジクールのKeys to Go 2にもそこまで過剰な期待はしていなかった。単なる薄型のキーボードだな、程度の認識である。ダメもとで支払うにはやや高価だが、物は試しということで買ってみた。 発注した翌日にやってきたのは、Magic Keyboardよりもやや小ぶりの薄いキーボードであった。実は薄さについて

      • ゲラが戻ってきたのでイベント前に赤を入れる作業

        たぶん火曜日くらいまでに戻す必要があると思うんだ。とりあえず。(と思ったら、月曜日校了とかとんでもないことを言ってきたので、今焦っている) ということで、月末のアンソロジーに再録と書き下ろし。書き下ろし分に早急に赤を入れる必要があって、結構難儀しているところ。なぜ日記を書いているかって、それはScansnapのソフトウェアをインストールしたりしていて待ち時間が生じているから。 僕の赤入れは、基本的に紙ベースで行っている。iPadとApple Pencilで赤入れをすること

        • 小説投稿サイトに手を出してみた

          出してみたというのは、読む方ではない。書く方だ。 最近しばらくの間、気分転換に軽めのファンタジー小説を書いていた。どこに置くのが良いのかよくわからなかったので、Twitter(最近はXだとか名乗ってるらしいSNS)の記事ってところに置いて公開していた。 しかし、一章というか一話というか、一つの話がだいたい一万字を超える程度で、三章分合計三万五千字くらい。それはいい。だが、これ、十章あったら十ファイルに分割されてしまうということだ。それは読みにくいぞと気がついた(遅い)。

        現実逃避として狭い現実に集中する

        マガジン

        • ただの日記
          36本
        • 自己満足の世界(作業記録と雑記と私感
          36本
        • 雑穢(掌編怪談集)
          36本
        • 実話怪談の周辺
          7本
        • 音雑穢
          25本

        記事

          AI、まだ周りに任せといていいよね

          AIの情報は、気になっているけど全然追えていない。それは進歩が早すぎて、ノウハウが蓄積する前に違う環境に移行してしまうからだ。 別に今だってチャット型のAIに簡単なプロンプトを命じて、その結果を享受することはできる。PDFを要約したり動画を要約したりとかね。でも要約しても多くの場合、結局のところ全部読まないといけないんだ(少なくとも僕の仕事の場合)。まぁ、コンピュータに作業を命じるためのコマンドが自然言語になったのだから、その意味では使いやすいくなった。それは歓迎。 しか

          AI、まだ周りに任せといていいよね

          自分の好みの打鍵

          自分の好みの打鍵は、できるだけ親指を使わなくて良くて、キーボードのできるだけ中段だけで打てるようなもの。新しい配列を覚えてもいいんだけど、僕はローマ字入力も割と速く打てるので、特に苦労はしていない。苦労しているのは、実は句読点の入力とバックスペース、エンターキー、そしてカギ括弧のペアと長音記号だ。この合計七種のキーをホームポジションで打てたらどんなにいいだろう。これだけで日本語のキーを打つのに右手がバタバタしないで済むんですよ。 そんな訳で、今はそれを解決した配列を作って快

          ポメラのキー配置をアレンジしてみる

           当たり前のことなのですが、ポメラは文字を打つことしかできない端末なので、日々文字を打つことに使っています。原稿を書いたりカレンダー機能で日記を綴ったり。とても楽しいです。  だけど、自分の打鍵が我流なので、特に右手の挙動が微妙なのが気になってきました。普段からマウスやらトラックパッドやらトラックボールやらを使うために、右手がキーボードから離れがちな環境では特に気になっていなかったのですが、ずっとホームポジションに指をおいたまま打鍵できる環境だと、これが妙に気になるんですよ

          ポメラのキー配置をアレンジしてみる

          ポメラのPCリンク機能を使ってみる

           昨日から使い始めたポメラですが、色々と試行錯誤して、普通にPCリンクを使えば良いかなという結論に達しました。  もちろんポメラにネットワーク設定をしたりとか、スマホにアプリを入れたりとか、色々やってみた(そして一通り活用し続けられるか試してみた)訳ですが、個人的には母艦となるPCがあるなら、PCリンク機能を使うのがが一番簡単なのかなと考えています。  多くの人はきっとこれを活用してますよね。たぶん。  PCリンク機能を有効にしてUSB-Cケーブルで接続したら、あとはPC側で

          ポメラのPCリンク機能を使ってみる

          ポメラを使って原稿を書いてみることにした

           とうとうポメラを買ってしまいました。過去にはスマホとかタブレット用にモバイル用のキーボードとかも色々と買ってみたりもしたけど、結局専用デバイスが強いのかなと。そんなこんなで、実機が届いてしまいましたから、早速ポメラを使って原稿を書くことにしました。この原稿ですね。  最初に触った感触としては、少し狭いかなという印象。なぜなら僕は手が大きいのです。お相撲さんくらい。だからタッチタイプをするには、なかなか難しいのかなという不安もありました。でも少し使えば慣れるもので、日本語を

          ポメラを使って原稿を書いてみることにした

          第6回神沼杯について

          開催 2023.08.30 20:00〜 神沼三平太のYouTubeチャンネルで配信します。 神沼杯とは 神沼三平太を唸らせたり怖がらせたりすることを目的とした賞金付きの実話怪談語りイベントです。選考は神沼一人が行うものとし、賞金は神沼と有志によるスポンサーによってAmazonギフト券によって支払われます。 神沼杯レギュレーション 実話怪談で神沼三平太を唸らせてください。評価基準は怖さだけではありません。現象のレアさ、面白さ、語り、演出、もちろん怖さに関して総合的に

          雑穢#1037

           中学生の時に体験した話だ。  その日は、母親が何かの会合があるので、家を留守にしていた。父親はいつも帰ってくるのが遅いので、姉と自分と弟の三人で夕飯を食べるということになっていた。料理の担当は大学生の姉と自分だ。  夕飯まではまだもう少し時間があるので、自室で宿題をしていた。  自室は二階にある。我が家はリビングが吹き抜けになっており、自室から廊下の手すりを通して、リビング内を見下ろすことができる。  換気のために部屋の扉を開け放っているので、机から視線を外せば、すぐに一階

          雑穢#1036

           子供の頃の記憶である。  確か小学校に上がる直前の冬のことだ。  自分には兄がいて、兄妹の二人で使うように子供部屋を与えられていた。部屋は東南の角で、今から考えればとても良い部屋を与えられていたのだなと感じる。  二段ベッドが西側の壁に沿うように置かれていて、反対側の壁には出窓と学習机が二つ。それでも子供が二人で遊ぶには十分な広さがあった。  床にはアースカラーがストライプになったカーペットが敷かれていた。  その時は、兄と二人でジャンプしてくるくる回るという遊びをしていた

          雑穢#1035

          雑穢とは、実際に体験した人の存在する、不思議で、背筋をぞっとさせるような、とても短い怪談の呼称です。今夜も一話。お楽しみいただけましたなら幸いです——。 「金縛りの最中に体外離脱をして、日本からイギリスまで飛んでいくという体験をしたことがあります」  少しはにかむような表情をした、まだ大学に入学して間もない女子学生から、先日そんな体験談を教えてもらった。 雑穢 note版雑穢の前身となるシリーズはこちらに収録されています。一話130文字程度の、極めて短い怪談が1000話

          雑穢#1034

          雑穢とは、実際に体験した人の存在する、不思議で、背筋をぞっとさせるような、とても短い怪談の呼称です。今夜も一話。お楽しみいただけましたなら幸いです——。  小学校の頃の思い出である。  確か三年生の教室だと思う。なにしろ半世紀近く昔の記憶なのだから、曖昧なのは勘弁して欲しい。  教室には前後に扉があり、後ろの扉は常に開きっぱなしだった。なぜならその扉は随分とガタが来ていて、閉めようと思っても、子供の力では上手く閉まらないような代物だったからである。  夏休みの前日だった。要

          怪談朗読動画始めました

          まぁ、作家故にチートではあるのだが、僕には今までに商業ベースで書いた実話怪談が、二千話以上ある。3行怪談の雑穢は短すぎるので除外しても千話。竹書房との契約では、著者は自分で朗読をしても動画化しても問題ないことになっている。つまり、誰にも断ることなく怪談を千話以上朗読できるという環境。チートだ。 過去に書いた書籍は、絶版にはなっていないが、商品として動いているかというと、なかなか厳しい。では自分でYouTubeで朗読動画を作って、こんなの書いてたんだよ、というのを伝達するのは

          怪談朗読動画始めました

          予告(『恐怖箱 呪禁百物語』より)

          拙著から一話ごく短い話を朗読してみました。

          予告(『恐怖箱 呪禁百物語』より)

          予告(『恐怖箱 呪禁百物語』より)