りんご屋まち子のアップルシードル製造①
りんご屋まち子のアップルシードル2018の製造について、その①。
自社ではじめての醸造ということで、酵母の種類や作り方、ガス圧などさまざまなテストをしながら醸造しているが、今回はりんご屋まち子のアップルシードル2016と同じ畑のふじを使っているため、ほぼ同じ工程でシードルを造ってみようと思い、トライしている。
本日は「ろ過」。
以前にも少し書いているので詳細は省略。
シートフィルター「5.0μm:17枚」→「2.5μm:17枚」。5.0μmは最後詰まりそうになっていたが、2.5μmは十分流れていたので次回は減らすことができるだろう。2016は二次発酵後、気になるほど濁りはなかったので、2.5μmでろ過は終了。
【製造メモ】
原料:陸前高田市米崎町産りんご(ふじ)986キロ。
比重:1.058
糖度:13.9
pH:3.85
1月12日:仕込み
1月17日:デブルバージュ、酸度調整(リンゴ酸3.85→3.35)
1次発酵の酵母は「ALPHA」、24時間後に「X5」を投入。
1月20日:発酵開始
発酵中、フェルメイドOを適宜投入
3週間で発酵終了。
澱引き:2回
ろ過:2回(5.0μm→2.5μm)
最終数量:705リットル
歩留まり:72%
明日、2月14日に瓶詰め予定。
pH:3.44
発酵後、少しpHは上昇するようだ。
2次発酵の酵母は「DV10」
現在、2次発酵用の酵母を培養中。瓶詰め後にちゃんと二次発酵してくれることを期待する。僕は2次発酵が苦手のようだ。
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