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カメラのシャッターを切った。人生を変えてくれた。

カメラのシャッターを切った。
人生を変えてくれた。


カメラのシャッターを切った

2017年ぐらいから写真を撮り始めた。
最初はiPhoneで何気なく空や風景を撮った。

Twitterで少しずつ評価され、フォロワーが増えた。

初めての一眼レフカメラを買った。
フィルムカメラも買った。

たくさんシャッターを切った。

カメラ仲間や、イラストを描く人、
様々な人と出会えた。

今では疎遠になってしまった人もたくさんいるが、
人と出会えたことは大きな財産になった。


暗いところが好きだった。

大学時代、学校やアルバイト以外の時間の大半を、
カーテンを閉め切った暗く、タバコの匂いが染み付いた、
8畳ワンルームでひっそりと生きていた。

そんな時カメラが、写真が外に連れ出してくれた。

大学の同級生、先輩、後輩を撮らせてもらうことが増えた。
ほんの少し、写真が好きな素人だった僕に、
お金を払ってまで撮って欲しいと言ってくれた人がいた。


このnoteを書いているのも深夜2時。
シンと静まった時間に創作について考えるのが好き。

夜中のコンビニまでの道のりで、
どんな写真が撮りたいか、考えるのが好きだった。

写真が好きだったのではなかったのかもしれない

写真は好きだった。
そんな気がしていただけだったかもしれない。

結局写真を撮ることは、自分が認められたかっただけだった。
自己承認欲求の道具にしてしまっていた。
ふと気付いてしまった。

そこからしばらく写真を撮らなくなってしまった。

誰かに認められるために撮る写真が楽しくなくなった。

ここでデジタル一眼レフカメラと別れを告げた。
さようなら、僕のカメラ。

残されたフィルムカメラと秋

写真をやめた。
フィルムカメラには埃が積もった。

社会人になり、趣味という趣味もなく、
ただ呆然と生きていた。

そんな秋、カメラを持って写真を撮るきっかけをくれた人がいた。

久しぶりに覗くファインダーと、
春のような顔を見せる人。

そんな人がきっかけで、少しずつ写真が好きになった。

だから僕はシャッターを切った。
人生が大きく変わった瞬間だった。

一度好きではなくなったものを、
また好きにさせてくれた。

僕の奥さんはそんな人だ。


のんびりと、ながく。ながく。

写真という趣味はのんびりと、ながく続けていきたい。
これからの人生、まだまだたくさんの写真を撮りたい。

いつか自分に子どもが産まれたら、
子どもの写真をたくさん撮ろう。

子どもにもカメラを持たせてあげたいね。

これからもきっとシャッターを切る。

#写真が好き

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