アベノオキニ #15
昨年の年末からハマりにハマっており、
今日この日まで、いったい何個食べたのであろう。
いったい何個の「ひしお」が私の血となり肉となったのであろう。
あゝ
ひしお。
ひしおはなんでひしおなの。
こんにちわ。
アベノオキニの時間です。
今回ご紹介するのは
「ひしお」です。
ひしおとの出会いは去年の年末。
地元の野菜が送られてきた時。
段ボールに一緒に入ってきた。
まあるい容器にオレンジのパッケージ。
ひらがなで「ひ し お」。
なんて可愛いのだろう。
「きゅうりに付けてたべてみてね」
母の手書きのメッセージが添えられていた。
『田舎もろみ』『おかずみそ』
どんな味がするのだろう。
送られてきた新鮮なきゅうりを洗って
ひしおの蓋を開けて
ディップ。
しょっぱい。
ひしおがどのくらいの塩味かわからず、完全に付けすぎた。
「ひしお君って結構しょっぱいんだね。」
量を調節してもう一口。
ふふっ。
うんまい。
これ、白米にのせてもおいしいかも。
炊き立ての
アツアツの
ツヤツヤの
地元のお米「つや姫」にちょちょっとのせて一口。
まじでうまい。
白米とひしおを混ぜ混ぜして
にぎって
焼きおにぎりにしたら……
想像しただけで美味しい。
わたしはありとあらゆるものに「ひしお」を付けて食べるようになった。
母「この間送った味噌食べだ?」
わたし「味噌?」
母「うん、あれよ~、なんて名前だがわすいだな~。あれよ~、オレンジのやづよ~。どうだっけ??」
わたし「あぁ、ひしお!あれ、おいしすぎてもう無くなった!」
母「もう食べだの!?あんまいっぱい食べるどよ~塩分とりすぎんでねが??」
わたし「お弁当のおにぎりに入れて毎日食べてたからすぐなくなった。確かに塩分とりすぎかもしれない…(笑)」
母「あんま食べすぎんなよ~」
わたし「でもおいしすぎるから、また送ってほしい…」
母「え?何個?」
わたし「8個ぐらい…」
母「8個もあっかな~、見つけだらね送ってける~」
母は塩分のことを気にしてくれていたが
結局10個送ってきてくれた。
チーズ系にちょい足ししても美味しいことを発見し、
とろけるチーズ×ひしお×○○○しか食べない日々が続いた。
あれ、もうラスト1個……
送ってもらわなきゃ。
わたし「もしもし?ひしおさぁ、もうなくなりそうだからあったら送ってほしいんだけど~」
母「それがね、ひしおがね、ないのよ!!」
わたし「ひぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!っっっっ!!ないの?なんで????????」
母「わがんないんだげど、前買ったどごろに昨日行ったらね、ながったの!別のね、味噌はあったんだげども、それ送っでみっか??」
わたし「別の……ひしお……。別の味噌食べてみる。ひしおを見つけたら、どうかどうかわたしの元へ送って……ほしい…」
母「わがった。近くのスーパーどがも探してみるの~」
数日後、送られてきたのは
ひしお じゃないお味噌。
ひしお、見つからなかったんだ…。
きゅうりに付けて
白米にのせて
チーズと一緒に
食べてみたけど、
このお味噌もおいしいけれど、
あの味が恋しい。
ひしお
ひしお
と想い続け約2か月が経過。
母「もしもし?ひしお!あっだの!見つげだのよ!」
わたし「えっ!!?見つけた??どこにあったの??」
母「ちょっと離れたスーパーさあったさげ、買っでぎだ~!おぐってやるの~」
わたし「やったーーー!!ほんとにあれ美味しいんだよ~」
数日後。
ひしおが届いた。
6個。
ちょっと少ない。
(すぐなくなるよ…)
なわけで
わたしのお家には今6個のひしおがある。
もったいないから
"ここぞ"という時まで保管している。
このコラムを読んでくださった方々、
東京都内のスーパーで「ひしお」を見つけたら
ご一報いただきたい。
ひしおギャラリーです。
どうぞ。
ひしおを並べてこんな風に写真を撮っているなんて。
なにやってんだろう。
おーしまいっ。
今回は ひしお についてのお話でした。
次回のお気に入りは何でしょう?
ではまた、ごきげんよう🌼
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