“新しい“との出逢い
ちょうど一年前まで。
僕がいたのは水道も、安定した電気も、ガスも通っていない、カンボジアのとある村。そんな場所で子どもたちと村人と、そして自然とともに暮らしていました。
僕の経験上“カンボジア”のイメージを聞くと、あまりプラスなことを思い浮かべる人は少ないし、実際に日本人として、異国人として住んでいて、確かにちょっとこれはどうなんだろうなぁ・・・なんて考えてしまうこともあります。
でも僕のそこでの生活は「心地良い」の連続でした。
毎日変わる、空模様。
地平線から浮かんでくる日の出を見て1日が始まり、地平線へ沈んでいく日の入りを見て1日を終え。
人間も、家畜の牛も鶏も豚も、田んぼのための水牛も、最初は死ぬほど怖い番犬も猫も、みんな同じように同じ道を行き交い。
子どもたちはのびのびと木を登ったり、どこまでも裸足で走り回っていったり。
今アウトドアブランドでお仕事させて頂いている身でいうのものなんですが、実は僕、元々「自然」というものがあまり得意ではなく、虫取り系少年というより、かくれんぼ系少年だったんです。(ちょっとよくわからない)
そんな僕が、ここで生活する中で自然に触れ、というか自然がいつもそばにあり、必要不可欠になり、その美しさに気づき、そして求めるように。
苦手なことを克服したり、嫌いなことを好きになるってなかなか難しいですが、人と環境が僕を変えてくれました。
他にも、超がつくほど潔癖症の僕が謎に村の環境で生きていけたり、水回りは砂混じりの雨水生活だったけど直接的な体調不良もなかったり、でもデング熱になってちょっと死にかけたり・・・そんな経験は、またいつか機会があればお話しさせていただくとして、、、。
経験って、本当に無駄なことはないんだなぁと。
いつもの生活から一歩外に出たところに、意外と自分の知らなかった新しい素敵な世界が待っていたり。見えなかった景色が見えたり。常識が非常識になったり。
そんな“新しい“に、これからも出逢えていけたらなと思う今日この頃です。
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