③明るく陽気な元気玉オレンジの威力
オレンジの秘めた力とは?
最近、ショックな出来事があって、その心の痛みをどうにか和らげたいと思ったことはありませんか?過去に同じような経験をして、立ち直るのに時間がかかったことはありませんでしたか?
何をするにも気力が湧かず、元気が出ない。そんな状態にいると、自分がどんどん小さくなっていくような気がしてしまいますよね。自分の身に良いことが起きても、心から喜べない。明るい気持ちになれない。
そんなとき、どうしたらこの感情から抜け出せるでしょう?
そんなあなたに、今日はオレンジ色の潜在的な力についてお伝えしたいと思います。
オレンジは「陽気さ」や「元気」、そして「喜ぶことの大切さ」を私たちに与えてくれる色です。「至福」という言葉がありますが、これはオレンジのメッセージを的確に表しています。
この色を生活に取り入れるだけで、少しずつ気持ちが軽くなり、元気になっていく。そんな感覚を味わうことができます。あなたの中の元気玉が膨らんでいく感覚ですね。
オレンジが伝えるメッセージ
オレンジがどんなメッセージを私たちに届けてくれるのか、具体的に見ていきましょう。
日常の中でオレンジがあなたにどのような影響を与えてくれるのでしょうか?オレンジを知ることで、新しい視点を手に入れられると思いますよ。
1、オレンジはビタミンカラー
オレンジは、私たちに元気を与えてくれる「ビタミンカラー」として知られています。その明るく親しみやすい色合いは、自然と心を軽やかにし、前向きな気持ちを引き出してくれます。
オレンジ色の明るさは「陽気」なエネルギーを生み出します。そのエネルギーは内側から湧き上がり、周囲にも明るさを届けてくれます。
みかんを食べたとき、なんとなくポジティブな気持ちになったことはありませんか?その感覚こそ、オレンジ色が持つエネルギーの一部なんです。
2、喜びの色オレンジ
オレンジは「喜び」というプラスの感情を持っています。この喜びは全身で表現する喜びです。幸福な気持ちにパワーがあります。
これは色の組み合わせが関係しています。
幸福の意味を持つ黄色と、力強さやパワーの赤が混ざった色、それがオレンジです。だからオレンジには喜びという意味があるのです。
3、至福の時を迎えられる色
心の奥底から満たされ、幸福感に包まれる瞬間のことを「至福」といいます。オレンジには至福のエネルギーが満ちています。
至福の感覚は人によって異なりますが、共通して「これ以上何もいらない」と感じられるような特別なひとときです。
あなたが至福を迎えている時は、どんな時ですか?
大切な人と一緒にいる時ですか?
自然や絵画、音楽など、美しいと思えるものに触れている時ですか?
自分を認めて深い満足感を得られた時ですか?
美味しいもの、心地よい音楽、リラックスできる香りなど、五感で喜んでいる時ですか?
4、ショックを和らげる色オレンジ
ここで冒頭に書いたショックのことについて書いてみますね。繰り返しになりますが、オレンジ色は赤と黄色を混ぜ合わせた色でしたね。
赤の記事を思い出してください。赤は「距離を置くこと」や「超然とする」ことを象徴します。
黄色については次回詳しく書きますが、「不安」や「恐怖」の感情を表す色です。
オレンジの色彩言語に「ショックを和らげる」というものがあります。これは「不安や恐怖(黄色)の感情から距離を置く(赤)」という、まさにショックを和らげるためのメッセージを示しています。
この距離感こそが、ショックやネガティブな感情を和らげ、心を静かに整える鍵となります。
5、社交性を出したいときのオレンジ
さらにオレンジは「社交性」という意味も持っています。誰とでも仲良くなる素質みたいなものが人との交流やコミュニケーションをスムーズに行う能力や性質を指します。
社交性が高い人は、初対面の相手やさまざまな環境でも自然に人と接することができ、人と良好な関係を築きやすい特徴があります。つまり、親しみやすい人なんです。
社交性を持っていると、仕事でもプライベートでも人間関係を作るのが上手になります。
その才能は、初めて会った人ともストレスなく交流することができます。孤独感を感じません。またネットワークを広げることにも長けています。
チャンスをつかむ才能はピカイチなんです。
潜在意識の中のオレンジ
ショックを和らげるために
ショックが強いほど、「何が起こったのか理解できない」「現実なのか信じられない」という状態に陥ります。
「この先、どうなってしまうの?」と混乱し、不安や恐怖が襲ってきます。無気力な感情に襲われます。それは悲しみや喪失感となり、さらには怒りや苛立ちの感情も引き出されてしまうこともあります。
これらの感情を無理に抑え込むのではなく、まずは受け入れることが大切です。受け入れるとは、これ以上混乱しないために、自分の気持ちを整えることを意味します。そして、安心感を得られる行動や環境を作ることに意識を向けましょう。
こんな時こそ、オレンジの「不安や恐怖の感情から距離を置く」力が活躍します。不安や恐怖の感情に反発するのではなく、その感情から距離を置き観察する。すると次第に落ち着きを取り戻し、冷静な判断力や、心の回復が早まり、行動が止まってしまうことを防げます。
ショックな感情に取り込まれないで、「一旦落ち着こう」と唱えましょう。その瞬間にオレンジの力が姿を現します。
何をやっても喜べない状態からの解放
喜べない人の特徴は次のようなことが原因で、何をやっても喜べない状態となってしまいます。
・感情が麻痺している
ショックやストレスで心が自分を守るために感情を閉じ込める。うれしいことに鈍感。
・期待の喪失
「どうせまたうまくいかない」「こんなことをしても意味がない」と感じてしまうことで、何をやっても期待が持てなくなる。
・慢性的なストレスや疲労
長期間にわたるストレスや疲れが溜まり、心のエネルギーが枯渇してしまう。感情の平坦化。
・自己否定感
自分に対して否定的な感情を持っているから「自分なんてまだまだ」と心から喜べない。
・うつ的な状態
脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、楽しさを正常にとらえられなくなっている。
・心の空虚感
心が「満たされない」「何かが足りない」と感じている。
これらの状態は、人生を楽しめていない状況に陥っています。楽しくないのだから喜べない心の状態です。
しかしオレンジには明るさがあります。無理に明るく振舞わせるのではなく、心から明るくなれるように、どんな小さな成功でも素直に喜ぶ感覚をサポートするのがオレンジの力です。
負の感情に縛られていた心を、オレンジの明るさが解放してくれます。暗い鎖のようなものを、明るさで溶かしてくれるような感覚です。
小さなことでもやり遂げることができた喜びが増えていけば、至福の人生を送れるのではないでしょうか。
社交性と親しみやすさを発揮したい時に
パーティーに参加した時のことを思い出して下さい。
あなたはその場にすぐ溶け込むことができるタイプですか?それともちょっとモジモジしちゃって、なかなか自分からアピールできないでいるタイプですか?
社交性の機会はパーティーに限らず、意外と多く存在しています。地域の集会、スポーツや文化のクラブの場、ビジネスセミナー、職場もそうですよね。
そのような人が集まる場所で、臆することなく、まわりを明るくさせる振る舞いができるのがオレンジの社交性です。
社交性の高い人は、「親しみやすさ」「適応力」「コミュニケーション能力」、そして「共感力」を備えています。
人が多く集まる場所こそ、潜在意識の中にあるオレンジの力を起動させる時です。明るさと陽気さ、人の気持ちに共感できる洞察力をいかんなく発揮して、あなたのまわりの場を明るく照らしてください。
近々パーティーに参加する予定のある人は、オレンジ色のドリンクを持ちながら笑顔で話しかけることで、自分だけでなく相手にもオレンジを視覚的に意識させることができるため、リラックスした雰囲気を作りやすくなりますよ。
潜在意識からオレンジを引き出すアイデア
潜在意識に働きかける最もシンプルな方法は、オレンジ色を目にすることです。身の回りにオレンジ色のものを置くことや、オレンジ色のものを取り入れることで、より視覚的にオレンジのエネルギーを取り込んで、感情のコントロールを身につけましょう。
・オレンジ系の洋服を着て、陽気さを肌で実感しましょう。着ているだけでなんだか元気になれて、一日楽しく過ごせそうですよ。
オレンジの洋服って意外と多いんですよね。バックなどの小物でもオレンジを取り入れることで、外出した時の気分がパッと明るくなります。ちなみに私は今、オレンジ色のパーカーを着てこの記事を書いています。
・五感でオレンジを取り入れるために、オレンジ色の食べ物を食べてみましょう。今の時期ならみかんですね!寒い日にこたつに入ってみかんを食べる。日本人的な至福の時間を楽しみましょう。
柿もおいしいですよね。私は柿も大好きです。
・オレンジの香りを楽しみながら、潜在意識から楽しく明るいパワーを解放させましょう。オレンジ系のアロマオイルを炊きながら瞑想してみましょう。
オレンジスイートの甘くフレッシュな香りが、ネガティブな感情を手放させてくれます。一緒にオレンジのハーブティーを楽しむのもいいですね。
香りは直接脳に働きかけるので、負の感情のリセットに最適です。
・オレンジに染まった夕焼け空を見ると、その日にあった嫌なことを忘れさせてくれる視覚的な効果があります。夕焼け空はその日を終わらせる日常の区切りの一コマです。楽しかったことは余韻に浸り、嫌なことは引きずらないためのオレンジ色の空です。
夕焼け空が「きれい!」と思える時って、心がポジティブに働いている時です。その瞬間に、嫌なことなんて吹っ飛んでしまいますね。
・その他にもパソコンの壁紙をオレンジ系のデザインにしてみたり、オレンジ色のお花を部屋に飾ってみることも、潜在意識の中のオレンジを引き出す役目を果たしてくれます。
あなたなら、どんな場面でオレンジ色を取り入れてみたいですか?
まとめ:オレンジがあなたの元気玉を引き出します
オレンジ色は私たちに元気と陽気さをもたらし、感情をポジティブな方向へと導いてくれます。
「オラに元気を分けてくれ!」と叫べば、体中の元気が集まり、元気玉となって活力を高めてくれます(ネタです)
陽気で明るいエネルギーはあなただけに留まりません。周囲にどんどん伝わっていきます。場のエネルギーが一気に明るく楽しいものになります。
さらには感情をバランス良く整えてくれます。特に大きなショックを受けてしまった時には、その負の感情の緩衝材となり和らげてくれる色です。
日常の中でオレンジのエネルギーを取り込んでいきましょう。不安や恐怖になんか負けない!強い心を育む力が、オレンジにはあります。
オレンジ色は、あなたの心を癒し、未来に向けて前進するエネルギーを与えてくれる特別な色です。小さな変化から始めて、明るく豊かな毎日を作り出していきましょう。
オレンジっていろんな意味でいい色ですよね。
次回は、これも明るい色「黄色」をテーマに、感情への影響や潜在意識との関わりについて書きたいと思います。黄色にはどんな意味や力が秘められているのでしょうか?
次回もどうぞお楽しみにしていてくださいね。
色をどのように見て、どうとらえるのかは人それぞれです。色を見たことで出てくる印象もその人のその時の心の状態によって違ってきます。そこを踏まえて読んでいただけるとうれしいです。