多重露出撮影で卵を撮る
写真は皆様ご存じの様に、その時のありのままの真実を写し撮る。
上の写真は、一つの卵の方向や大きさを変えた同じ卵を多重露出撮影しました。
写真は撮るだけで立体を平面化する便利な機械です。
絵画は目に映る立体画像を画家の才能で平面の用紙に立体化させる芸術。
絵画には卵に時間的な経過や内包する思いを画家が書き加え出来ます。
多重露出撮影は被写体の時間的経過を内包し撮ることは出来ません。
あくまでも一時の真実を多重露出回数で凝縮したものです。
多重露出撮影に時間的な経過や幅、奥行きを与えるにはどうするべきかが多重露出撮影の面白さです。
卵と恐竜を重ねず並べて撮る事で太古の時代を表現できます。
但し、この表現は太古のイメージしか見るものには与えません。
上の写真の様に多重露出で卵と恐竜を重ねる事で現実感が消え、幻想的世界になり、抽象的表現になり現代美術、新美術になる。
2枚の写真は普通撮影では出来ない多視点での立体感をも表現しています。
私は色々な多重露出方法を使い、写真表現を試しています。
多重露出撮影に興味のある方はnoteで多重露出撮影方法を掲載しています。
題名は「多重露出撮影について」7ページあります。
無料です、是非ご高覧ください。
一緒に多重露出撮影に挑戦しましょう。
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