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アイスコーヒーの苦みが5000年の眠りを目覚めさせる

縄文の女神さんと一緒に梅田の風景を撮影する。
5月末なのに猛暑、老体が軋む。
喫茶店を見つけ休憩する。
麹焙煎とメニューに掲載されている。
珍しさでアイスコーヒーを注文し、店主にコーヒーの撮影許可をもらい縄文の女神と一緒に撮る。
乾いた喉にアイスコーヒーが浸り、ほのかな麹の香りと少しの甘みを楽しむ。

疲れ果てた私の思考力は縄文の女神の無表情に5000年前を夢見する。
この美しい女神は5000年の長い歴史を飛び越え、何を伝えたいのか。
無表情の女神は真実を語らない。

地球にとって、人間の知恵は5000年間貢献したのか述懐する。
自然環境破壊や戦争でこのすばらしい地球が住めなくなる日が近づく。
我々巷の人間にはどうする事も出来なく、無表情になって行く。
アイスコーヒーの苦みが喉元を冷やし通り過ぎて行く。
無表情な女神が私を見つめている。


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