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【同級生を2人亡くした話】

暗いタイトルでごめんなさい!
けれど、ここからどうしても伝えたいことがあり
今日はこんな投稿させていただきます。


また、途中、受け取り方によっては
気分を害する方がいらっしゃったら、申し訳ありません。


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一人は大学時代の同級生です。
昨日話したその子は、3日後に棺に入っていました。
事件、事故の両方で捜査されたようですがいずれでもなく。
飲めないはずのお酒を飲んで、海に飛び込んだそうです。


卒論発表会間近。
卒論を苦に、と聞いています。
今は、それしか理由が見つからなかったのかもと思っています。

数日前一緒にいたのに、
弱音の一言も聞くことができず悔やまれます。
それとも・・・
私たちは弱音を吐く相手としても認めてもらえなかったのか。
たった8人しかいない同じ研究室メンバーの
誰もがそんな想いを巡らせ悲しみ苦しみました。


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もう一人の同級生は秀才でした。
全国でトップ10に入るような成績の子でしたが
明るく優しく温和で、モノマネも恋バナもできちゃう気さくな子。

大学も全国誰もが知る有名大学に入り
みんなの憧れの的でした。
でも、一人寂しく、
その先の将来を苦に亡くなったと連絡が来ました。


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私も大人になり、
二人の死を色々な角度で受け止められるようになり
やっと出した答えは

二人は弱かった

ということです。


人に頼ってよかった
できなくてもよかった
逃げてもよかったはず
それができずに一人ぽっちで命を絶った。


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社会人になれば、
親は子のライフスタイルに干渉しにくくなります。


その子自身が自分の人生を歩んでいくので
当然、幸せも楽しいことも嬉しいこともある一方
辛いこと苦しいこともあり
それに打ち勝っていかなければならないことも多々出てきます。


だから、
そんな時に、
強く、逞しく生きていくこと  
失敗しても挫折しても
また立ち上がることができること
それを子育てという中で培っていく必要があること


どこかで、そんな風に思っている私がいます。


勉強ができるかどうかではなく
有名な学校にいることではなく
高収入の会社に勤めていることでもなく
その子が、
最高の人生だ!と思える生き方を目指せることや
そうなれるための人間力をつけてあげられる方を
私は選んでいきたいと思っています。

親が子のすべてを決め、教えていくわけではないのは
もちろんわかっているのですが。

子育てと生き方をブレずに
周りの些細な言葉に傷つかずに
親としての信念を持つことが大切。

そう教えてくれた二人の同級生には
20年経つ今改めて感謝したいです。

今月地元の北海道で開催予定の同窓会は中止となり残念でしたが、また笑顔で元気にみんなと会えますように。

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