病院の看護師をしていたら境界性人格障害(ボーダー)と診断された私④
介護業界に転職してから
まずはデイサービスに転職。
この転職は私にとってすごい転機だった。
働き始めてすぐは個性的なキャラの同僚たちに圧倒されていたが、徐々に関係性を作ることができた。
一番は自分の承認欲求が満たされたこと。そして必要とされたこと。
介護業界では介護職が中心の業界であり、看護職は少ない。
でも高齢者を対象としている介護では看護師がいろいろと判断し、適切な医療につなげる役割がある。
その役割を担っていたことで自分が満たされ、希死念慮やリストカットをすることがなくなった。
プラスして、妊娠したことも大きな出来事だった。
デイサービスでは
デイサービスでは、生活相談員や介護、看護が働いている。
私の職場は調理室で調理師さんがご飯を作って提供していた。
その調理員さんが私を気にかけてくれ、良くしてもらった。
ご飯を作ってくれたり、私が妊娠したと言った時にはマザーズバッグを作ってくれたり…。
この時はすごい人に恵まれているな、と感じた。
3年後異動になった私
3年後、私は同じ会社の中で立ち上げメンバーとして違う事業所に異動になった。
その時に出会った人たちも個性的だった。
Sさん(30代)、Mさん(30代)。
いろいろな経験をしているSさんの人間に惹かれた私。
起業した経験もあり、話をしているとすごく楽しかった記憶がある。
もう1人のMさん。この人は、のちに私の人生を変える存在になる。