「の」と「で」。一文字で視点は大きく変わる。


「の」と「で」。


一文字違えば、考え方や視点も大きく変わります。


そんなことを思った次第で。


 


ボクは、EC事業をメインに仕事をしています。


EC事業には売上予算があり、そこの進捗を追っていきます。


なので、「EC事業の売上をどうやって上げるのか?」「利益をどうやって最大化するのか?」という視点で考えることが多く、”EC事業だけ”を何とかしようとしていました。


ゆえに、ECとリアル店舗を展開する会社によくありがちな”在庫の取り合い”にいかにして勝つか、他の販売チャネルのお客さんをどうやってECに向けるか、なんていう姑息なことを考えることもしばしば。


冗談みたいな本当の話で、他の事業部から「競合ライバルは、自社のECです」なんて言われたこともありました(笑


と、いった感じで、その昔は「EC事業”の”売上」を軸に考えていました。


 


しかし今は、「EC”で”売上をどうやって上げるか?」という視点に変えています。


つまり、EC事業単独の売上を上げるのではなく、EC事業はあくまで会社全体の売上を上げるための手段であり、極端な話、EC単独での売上が下がっても、ECを起点にしたり、ECを活用してもらって、他の部署の売上が上がれば良いよね、っていう考え方です。


なので、「EC”の”売上を上げる」ではなく、「EC”で”売上を上げる」という、ちょっと上のレイヤーから考えるようになったんです。


「なんか、自分、成長したなぁ」と自画自賛。


とは言え、ECの売上もあげて、ECで会社全体の売上を上げるのが一番なので、よくばってみようと思います。


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