子どもを愛せないと悩んだ過去
上の2人がまだ小さかった頃、何が1番私を苦しめたかと言えば
子育てが苦しいと感じること
子どもを可愛いと思えない気持ちが
自分の中に存在していることだった。
子どもが何かをするから。というよりも
子どもの行動にいちいち自分が刺激されて
感じたくなかった感情を揺らされて、
それが爆発しないように押さえ込むことに必死で
それで毎日疲れて子育てが苦しかった。
苦しいのも当然だと今ならわかる。
だって自分のこと自分で滅多撃ちしていたのだから。
あの頃は
子どもを可愛いと思えないって言ったら
私は母親失格なんじゃないかって
ブラックリストに載ってしまうんじゃないかって
誰にも言えなかったな。
それを覆い隠すように、罪悪感を拭い去れるように
いいお母さんに見えるように努力していた。
誰よりもいいお母さんになることで自分を誤魔化そうとしてきた。
何もかも苦しくて
その状況から一刻も早く抜けたくて必死に答えを探した。
答えはちゃんとあった。
子どもが可愛くなかった訳でもないし
子育てに苦しむ私は
母親失格でもなんでもなかった。
私はただ過去の自分に苦しんでいただけ。
こんなシンプルなことなのに
こんなに苦しめられ気づけないなんて。
あの頃の私に言ってあげたい。
いいお母さんになろうと頑張らなくていいから。
自分の本音を無視しないで。
自分の思ったこと感じたことに
こんな自分は母親失格って
滅多撃ちしなくていいんだよ。
そう言ってあげたい。