やっぱり親には敵わない
先週、独身時代に飼い出した猫が亡くなった。
19歳という長寿だったので猫に対してはお疲れ様。という気持ち。
娘の猫アレルギーが判明してから、実家に預けて実家の猫になり気持ちが離れていったのもあるけれど。
それよりも心が痛くなったのは、自分の親に結局は尻拭いをしてもらった事だった。
私が飼う。と決めたはずなのに、心のどこかではお世話が嫌だった。
そして何よりも死を看取る勇気がなかった。
だから、娘の猫アレルギーを理由に親に押し付けてしまったのだ。
猫が亡くなった日、最後の姿を見に実家に行った。
母に、今までのお詫びを伝えた。
返ってきた答えは、
家族なんだから当たり前じゃないの。
そう言ってくれた。
死の直前、苦しむ猫をみて動揺している母から電話がきて
私が勇気がなくて向き合えなかったことに
親はちゃんと向き合い見送っていてすごいな。と思ったし申し訳なく思った。
やっぱり親には敵わない。
子育てしていて、我が子が言うことを聞かない
そういう時は、母である自分が親の言うことを聞かない過去があるという事なのだ。
親を見下していたら、自分も我が子に顎で使われる。
親には敵わない。
この感覚は子育てには必要だと思う。
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