ダレの為に仕事していますか?世の中のため?家族のため??
バキューム車に乗っているサラリーマンです。
仕事をしていて、ふとダレのために毎日仕事しているのか思うことありませんか?
世の中の役に立ちたいから!
そう思える人は立派です。
多くの人は、自分や家族の生活のために頑張っているのではないでしょうか?
仕事で頑張って、きついことや、つらいことがあっても家に帰り子どもが出迎えてくれたら、
『明日も頑張ろう!!』
そんな気分になるでしょう。
でも子どもから自分が家族のために頑張っている仕事を嫌がられるとどうでしょう。
私の仕事はバキューム車で家を周り汚物を汲み取ります。
胸を張れるような仕事ではありません。
娘が小さいときは何も考えずによかったのですが、小学生にもなると父親の仕事に興味を持ちます。
娘が小学生2年性のときに、
『お父さんの仕事はなにしてるの?』
そう聞かれました。
(ついにこの時がきたか。。。)
そう思いました。
私は咄嗟に、
『水をキレイにする仕事だよ』
と言いました。
ウソではありません。
浄化槽の清掃も行なっているからです。
ただ、浄化槽の清掃も、し尿の汲み取りも見た目は同じです。
少し見栄を張りたかったのです。
娘の前ではカッコいいお父さんでいたかったのです。
小学2年生でもバキューム車の存在は知っています。
仕事をしていて、小学生たちが横を通るとき鼻を摘んでいきます。
『う○こ収集車だ〜!クッセ〜!!』
と言っていく子どもだっています。
子どもは正直なのです。
大人になると気を使って言えないことも真っ直ぐ声にします。
本当のことを言っているのだから悪いことではありません。
ただ、正直過ぎるだけなのです。
だからこそ残酷でもあります。
だからこそ小学生の娘に本当のことを言えなかったのです。
隠していてもバレるのにです。
娘が5年生のときに、本当のことがバレました。
娘の友人に仕事しているところを見られたのです。
直接私には言えなかったのでしょう。
妻経由で娘が知ったことを聞きました。
自分が知らない真実を友人から聞くことになったのです。
とても悲しい思いをさせてしまったのです。
そして、娘と話すことをしました。
娘は理解しつつも、不満がある顔でした。
この娘に伝えたときの話は、また別の機会にでも綴りたいと思います。
娘も中学生になり、思春期で難しい時期です。
何気ない娘の一言に落ち込んだりもしながら仲良くやっていると思ってます。
今は娘に伝わらなくても、娘が大人になり、仕事を始めて大変さを知ったときに、わかってくれると信じています。
まだまだ先のことですが、娘に嫌がられても、父親として毎日を頑張っていこうと思っています。
纏まりもない、拙い文章ですが最後までお読みいただきありがとうございました。
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