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理想が高くなる理由
こんばんは。三条まなびぷれ~すです。
心理学など科学的根拠はなく、ただの私の勝手な感想であることを前提に、「理想が高くなる理由」を考えてみました。
私は、小さい頃から好奇心が旺盛でいろんなことに挑戦するのが好きです。
私の趣味は2年前からボルダリングですが、「できないことに挑戦する喜び」のためにやっている気がします。
よくよく考えてみると、私には小さい頃からの成功体験がたくさんあります。あまり苦労せずに達成したことがたくさんあります。「できて当たり前」というものが多くあり、だからこそ「できないことに挑戦したい」という気持ちが生まれたのかもしれません。「できた」という喜びを味わいたいのだと思います。
これってとっても恵まれていることですよね。
逆に、これまで何をやっても上手くできない、上手にできたことが少ない、周りの人がいとも簡単にできていることが自分には全然できない、といった「失敗」や「失望」を多く経験したお子さんにとっては、「頑張る」という感覚がどんどん薄れていって、「できることを喜ぶ」という感覚も次第になくなってしまうということがあるのではないか、と思います。
できたことを素直に喜べない。
喜べないのではなく、そもそも「できたという感覚」がないのかもしれません。
彼らの中には「もっと」「もっと」という強迫概念みたいなものしか生まれていないのではないでしょうか。
人に褒められてもその事実を無視してしまう。自分が褒められ慣れていないため、ピンとこないのかもしれません。
本当は30点の実力しかないのに、50点とれても喜べない。100点でないとダメみたいな感覚があるようです。自分以外の人はみんな100点に見えてしまうからなのでしょうか。
とっても残念ですし、損だなぁと思うのですが、小さい時の体験で身についてしまっていると疑わざるをえません。
そう考えると、小さい頃に「よくできたね」とたくさん褒めてあげることがとても大切なのかなと思いました。
保護者の方は他のお子さんと比べて育ちが遅いと不安になります。その気持ちが子どもに伝染し、否定的に受け取ってしまうのかもしれません。たくさんいいところを見つけてあげてください。
※Instagramやってます →sanjo202404 で検索してください。
タイトルの画像は緑野はとさんの作品を使わせていただきました。ありがとうございました。