見通しを持つということ
こんばんは。三条まなびぷれ~すです。
皆さんは計画を立てるのはお好きですか。
私は計画を立てるのは好きです。実際に計画どおりにいかないことは多々ありますが。
子どもの時は、その日暮らしみたいなところがありました。
たとえば小学2年生の子が3年生になったことを考えて生きているかと言えばそうではありません。彼らは今日という日しか見れていません。
それは中学に入ってもなかなか難しく、定期試験や高校受験があるからこそ、少しだけ計画的に勉強をするようになるという程度であり、将来を見据えて・・・ということはなかなか難しいのではないかと思います。
今はそのための「キャリア教育」がなされているようですが。
私は、計画を立てることや見通しを立てることは、技術だと思います。
その技術を身につける前に心の成長が伴っていなければ、技術を身に付けるのは難しいと思うのです。
心の成長は子どもの発達段階によって、スピードが異なります。
とっても大事なことなので、子どもとしっかりと向き合うべきですが、私個人としては、「キャリア教育」は大人目線の子どもの気持ちを無視したものではないかと時々心配になります。
計画がないのが子どもの良さであり、計画を立てなくてもよいのが子どもの特権でもあり、見通しを立てられないからこそ、自分で一生懸命悩みながら心を育て、子どもの発想に自由度が生まれるのではないかとも思うのです。
現実を見据えて生きる力を育てるのが先か、もっと自由に伸び伸びと心を豊かに大きく育てるのが先か・・・私だったら後者を選びます。
そうやって生きてきて、いまだに見通しがたたず、計画性のない人生を送っていますが、とりあえず支障は出ていません(笑)
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タイトルの画像はカールおばさんの作品を使わせていただきました。ありがとうございました。