さいごに何食べたい？闇鍋の話

どうも。３児のパパです。
ウソじゃないです！３児のパパです。

長女さん（５半歳）と次女さん（３歳）、３女さん（１歳）
を絶賛子育て中です。

自分が主要人物として描かれた
BL漫画を読んだことはありますか。

人生で１度あるかないかの貴重な経験を与えてくれた、
暴君くまさんが初企画をされるということで、
マッハで参加を決めました！

さいごかぁ・・・・。

正直、さいごに何を食べたいのかは、
全く想像がつかないのですが、
僕の人生で一回だけ食べそびれたものがあるんですよね。

あれ、悔しいなぁ。。。

ということで、あれ、食べたいです。

闇鍋

たぶん中３の時だったと思います。

僕の実家は徳島の田舎の方なんですが、
田舎なので高校受験とかないんですね。
各々が現在の学力に応じて、
近場の公立高校に進む感じなんです。

となると年末の中学３年生とか暇なんですよ。
当時バスケ部だったんですが、
体育館使えないし暇なんですよ。

ってなると、なんかしたいってなったんですよ。
年末だし。

で、誰かが闇鍋しようぜ！って提案したんですよ。
で、闇鍋しようぜってなったら、したいじゃないですか。
誰もしたことないし。楽しそうだし。

やり方わからないし、誰も料理したこともないけど、
誰かが何とかしてくれるという発想を全員が持つという、
男子中学生特有の柔軟でハッピーな思考回路の元、
日程が決まったんですね。

ちなみに、僕の実家は
自分の家で食べる分の米を作っていたため、
トラクターやら諸々が入る大きな倉庫があるんですね。

会場はそこに決まりました。

親には事後承諾で、
００日に倉庫で闇鍋をすることになった旨を伝えました。

うちの両親は仏の生まれ変わりなので、
この程度のムチャぶりでは、怒ったりしません。
今、自分が親の立場になってみると、
血の気が引きますね。

さて、当日ですが、
各々が好きな具材を持ち込みました。
詳細は忘れましたが、チョコレートはあったはずです。
チョコレートの無い闇鍋なんて聞いたことないですもんね。
扱い的には白菜と同列ですね。

会場にはこたつとカセットコンロ、鍋がセッティングされ、
どこで買ったのか見当もつかない、
闇鍋のスープ（原色のオレンジ色）が注がれました。

本当にどこで買ったんでしょうか。
田舎なのでドン・キホーテなんてないし、
これを見つけてきた両親の努力に感謝です。

倉庫の照明を落とし、
コンロの火をつけ、５分程度経過したところで、
異変が現れました。

・・・・

くせぇ・・・・・。

居ても立っても居られない
というレベルではないものの、臭い。
耐えようと思えば耐えられるけど、臭い。
これは不快だ。
本格的に不快だ。
あれだ、すげぇ嫌だ。

という何とも言えないスープの匂いが
倉庫内に漂いました。

たぶん薬膳系だったんでしょうね。
漢方薬をごちゃ混ぜにして煮た感じでした。

これは、やられました。

闇鍋の醍醐味は、
掴んだものを無条件で取って、
そのマズさに狂喜乱舞するというもの。

そもそものスープが不快という状況は
想定していませんでした。
しかも照明消してるせいか、嗅覚も冴え渡っています。

ニンニク系の臭いとかなら楽しいんですが、
漢方っぽい匂いってキツいですね。

中３男子達がみるみるうちに萎れていきます。

えっ、これマジで続けるの感と
せっかく作ったし一口くらい食べようぜ感との
せめぎ合いですね。

思春期男子特有の面白ければ王、
というマインドには誰にも逆らえないため、

ちゃんと全員が一口ずつ食材を口に運び、
ちゃんとギブアップしました。

チョコ漢方ですからね。
仕方ありません。
鬼のように糞マズかったです。
うんこか何かかと思いました。

その後、もしもの時に備えて、
両親が予備で準備してくれていた、
寄せ鍋スープで作り直して、
事なきを得ました。

※まじで両親神です。

結論

ということで、
さいごに食べたいかどうかはともかく、
あの日ギブアップしたヤミ鍋の続きは
どこかのタイミングでやりたいですね。

早くコロナ、消えてなくならないかなぁ。

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リアルな話でいくと、
家族で一緒に食べられるものなら
さいごは何でもいいかなと思います。

皆さん書かれているとおり、
何を食べるかよりも、誰と食べるかの方が重要ですね。

今日も頑張りましょう！