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【たねまき絵本】はじめましての絵本達
はじめに
絵本に明確な「対象年齢」はないと思いますが、子ども達の心の発達に寄り添って選書をすることは可能です。
「今」子ども達の見えている世界に寄り添う絵本達。
そんな絵本達を紹介していきます。
勿論、子ども達の成長発達は個々で全く違います。
歩く時期も言葉を発する時期も一人一人違う。
持って生まれた気質や性格、きょうだい構成などの環境も大なり小なり影響してくるでしょう。
ですので、こうして紹介していく絵本達はあくまでもひとつの目安として、それぞれの子ども達の心に寄り添いながら、行きつ戻りつで絵本を楽しんで欲しいと思います。
たねまき絵本
子ども達の初めて出会う絵本達、「ファーストブック」をイメージして選んでいます。
1人で歩き始める前の赤ちゃん期。母子一体とされるこの時期の子ども達に「楽しい」絵本達。
ここでのポイントは以下の通りです。
色・音・形の楽しさ
経験による楽しさより、本能による楽しさが重要なこの時期は、特に「色・音・形」を意識してみてください。
大人からしたら「楽しいの?」と思ってしまう様な絵本であっても、この時期の子ども達にとってはとても楽しいもの。
詳しくは絵本に沿って紹介していきますが、この時期の絵本の大事なキーワードになります。生きるベースを育む
長い人生をスタートさせた子ども達。衣食住はその根幹になります。
そして何よりも、人とのスキンシップ、愛情をたっぷりと感じることが、心のベースとなっていきます。
そうした事柄を身近に描いた絵本は、子ども達にとっても心地よいもの。
絵本を通して、親子で沢山コミュニケーションをとって欲しいです。はじめましての世界
この世界の何もかもが「はじめまして」の子ども達。
身近な人達や自然が、あなたにとって優しくあたたかい世界だと、安心感を与えてあげたい。
くりかえしのリズムはこの時期の子ども達にとって安心感のあるものになります。
そうしたリズムの中で、今から生きていく世界の優しさをあたたかく伝えてあげたいですね。
沢山の絵本は必要ありません。
繰り返し繰り返し、お母さんとお子さんの楽しめる絵本を、生の声に乗せて楽しんで欲しいと思います。