大学4年間のマーケティングが10時間でざっと学べる
個人的おすすめ度 ★★★☆☆
マーケティングのおおよその内容が、230ページほどで理解できるため、おすすめ。ただ、マーケティングを全く知らない人がこの本を読んでも一回読破したところで、完全には理解できないと思った。私も経営学を学んでいて、その中でマーケティングを触れていたため、この本を容易に読めると思っていたが、聞いたことのない単語や論点などが出ていたため、今回で全てを理解することはできなかった。なので、本のタイトルにもある通り、10時間読むだけでは「ざっと」学べるということだと思う。マーケティングは大学生の就職活動でよく聞くワードなので、マーケティングに興味がある人はマーケティングを理解するために読んでみたらいいと思った。
個人的評価
読んでよかった ★★★★☆
読むべき度 ★★★☆☆
1周目での理解度 ★★☆☆☆
ちょうざっくり概要
マーケティングを全く知らない人でもこれを読んで理解できれば、マーケティングについて少しは話せるようになるような内容が簡潔明瞭に書かれている。
著書:阿部誠
発行所:角川文庫
2020年5月22日(文庫版)
感想
外出時に読む本として購入した文庫本サイズのこの本は、新型コロナウイルスの影響で、外出を自粛していたため、読了まで2ヶ月ほどかかってしまった。上述の通り、私はこの本を読む前にもマーケティングについて少しは勉強していたので、簡単に読めるのかと思っていたが、普通に難しかった。マーケティングや経営学は、理論を唱える学者さんによって同じことの説明でも単語が異なっていることもある。私が、「XX」とならったものも、違う人は「YY」と説明していることもあるので、そこの解釈が難しかった。なので、全くマーケティングを勉強したことのない人にとっては普通に読むのが大変だと思った。私も習っていない内容のところは一回読んだだけではよくわからないところもあった。なので、マーケティングの本とというよりは、基礎的な教科書というイメージを持って、これからも反復して読んでいこうと思った。
最後に
「大学4年間の〇〇が10時間で学べる」シリーズは今回読んだマーケティング以外にも「経営学」や「経済学」・「金融学」など、たくさんあるので、また他のシリーズも買って読みたいと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?