自分は自分が一番分からない
日曜フリースタイル 徒然に
本日の話しはけっこう前のお話しで、
私が30半ばあたりから40手前だった頃のお話しになります。
その頃によくいっしょに飲んでいた友人(同い年)が、
結婚したい。家庭を持ちたい。
という願望をよく口にしていました。
しかし、行動には移さずに飲んでは愚痴のようにこぼすだけ。
それを言い始めた頃、彼には決まった人はおらず、いわゆるフリーという状態でした。
飲んで酔ってきたら都度その話しになるので、
「そんなに結婚したかったら、彼女をつくる行動を起こしたら?」
と素朴な疑問を投げかけると、
今、彼女が出来ると(年齢的に)結婚が前提になってしまうから、
なかなかその行動に移せないとの摩訶不思議な回答が(苦笑)
言わんがしていることは解らなくもないですが、大いに矛盾しているような気がします。
要するに結婚して他人の責任を取れるほどの大人に自分はなれていないという認識らしいです。
30半ばのおっさんが(笑)
一応、助言をしてあげました。
たぶん思っている責任取れる大人に君は一生なれないよ。と。
自分でも経験あります。
幼い時に思っていた30歳ってもっと落ち着いていて、経済的にももっと裕福でみたいなイメージを持っていました。
しかし、実際に30歳になってみて、
「男三十にして立つ。」の格言に対して、
「いやいや、うそうそ、ごめんごめん。」
みたいな感覚で幼い自分に面目ありませんでした。
ましや結婚を決める決断を伴うとなると、
自分の不甲斐なさに一歩進めないことはなんとなく理解できます。
自分が奥さんと結婚を決意した時のことを思い出すと、
内容は割愛しますが、
「結婚するか?別れるか?」という二択しかない状況になり、
#自分が蒔いた種
結婚するという決断を下した経緯があります。
つまり結婚する自分のイメージとはかけ離れた状態での結婚でしたが、
23年続いているので、この時の判断は正しかったということになります。
#そないしてくれ
話しを彼に戻すと、
いつまでもセルフイメージに引っ張られていると、一生決断できないよということです。
例えて言うなら「自分の影は一生踏めない」ということです。
このアドバイスが効いたのか効いてないのかはわかりませんが、その彼もほどなく年下の彼女が出来て結婚して子宝にも恵まれて幸せに暮らしているようです。
結婚だけでなく、重大な決断を下す際にもこの考えは使えます。
とりあえず一歩を踏み出し、
二歩目、三歩目の踏み出し方は都度考える。
そうすると、歩んでいる。走っている。
と、周りからは見られていると思います。
何かに迷ったら、とりあえず、
「決断するということを決断をする」
これが一番です。
「迷わず行けよ。行けばわかるさ」
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