クレイジーなファイティングスタイル嫌いじゃない
金曜はマニアック趣味の日 総合格闘技より
PRIDE全盛期に参戦していたファイターはどのファイターも個性的で、印象的な選手が多い中、ひと際異彩を放っていたファイターがいます。
『リアル・ドンキーコング』の異名で人気を博した
ケビン・ランデルマンです。
彼の好戦的なファイトスタイルこそ名勝負製造マシーンと言っても過言ではない、勝っても負けても観客を熱狂させるカリスマ的なものを持っていました。
VS ミルコ・クロコップ
体重差もあるし、それ以上にミルコの充実が目立った時期のために下馬評では圧倒的に不利。
しかし下馬評を覆す強烈な左フックと残虐なまでのパウンドで、登り竜の勢いのミルコを粉砕してみせました。
VS エメリヤ・エンコ・ヒョードル
60億分の1の男と呼ばれ、当時世界最強の名をほしいままにしたヒョードルにも真正面から挑みかかり、開始45秒あたりのスープレックスを食らわせた瞬間の興奮はいまだに忘れられません。
本当に勝にしろ、負けるにしろ瞬発力がエグい!
バンジージャンプ的な感じですねw
ただ、この世にもうケビン・ランデルマンがいないというのは寂しい限りです。
2016年に44歳の若さで肺炎由来の心不全でお亡くなりになりました。
記録よりも記憶にのこる名ファイターでしたね。
ご冥福をお祈りします。
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