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行動できない人に送る「うんてい」と「自転車」の話

コーチング/カウンセリングをやってて、必ず当たるテーマが、
なかなか行動できないっていうクライアントさんなんです。

たくさんおられます。安心してください。
みんなそこで悩むんです。
私自身も以前はそうでした。

自分のことを振り返ってみると当時、
できない自分を責めていました。
「あ〜あ。今日もさぼっちゃった」とか
「もうちょっと、進むと思ったのに、これだけじゃん」とか
「もっと、頑張らないと!」
「気合いが足りない」とか

でも、そう思えば思うほど、行動しにくくなるんですよね。
気が重くなる。楽しくなくなる。


きょうは、
行動できない...
そんなあなたに
勇気の言葉

安心してください!
新しい行動ができないと言うのは普通のことなんです!
人は今の状況が
「(生死に関わるほどの)ひどい場合」
を除いて新しい行動を取り入れません。
 
「保有効果」
「新しい行動によって、今あるものを失うくらいなら、そのままでいた 方がいい」と考える人間心理です。
 
たとえば、転職
今の仕事が嫌でも転職した結果どうなるかわからない。
それなら「いやな上司であっても(とりあえず我慢できる)今のままでいよう」と考えちゃう。

うんていと同じ。
なかなか後ろの手を離せないものなんです…


ここで大切なのは


まずは、
動けない自分を否定せずに
「人間心理というのは、新しい行動が苦手なんだ」
と考えること。

「その中で、動こうとしている自分」
を超ほめること。

一見すると、甘やかしに見えますが、
厳しくすればするほど、自分の行動は萎縮します。
どんどん、行動すること自体が嫌になっていきます。
 
そして、後ろの手を離すために、
行動しやすくする方法を考えましょう。

やっちゃいけないのは
「なぜできないんだろ〜」と悩むこと、

理由を探すこと。いつも思うのですが、
理由を探しても、よくできた言い訳が出てくるだけです。

それ以外にも
他の人に負けないように「大きな一歩を踏み出そう」と考えること
ただでさえ行動できていないのに、自分のハードルを上げちゃだめ。

それよりも、
「3分だけでもできる方法」を考えてみましょう。
小さな小さな一歩を考えましょう。

「成功/不成功よりも、小さな行動でもいいからやってみる」
ことを目標にしてみるんです。

人の行動は自転車と同じだと思うんです。


最初の一漕ぎが一番重い。行動をし始めるときが一番大変。
動き出したら軽くなる。

行動するときが一番重い。そのチャレンジをしている自分を認めてあげて、軽く一歩踏み出してみましょう。

まとめると
「最初の行動をするときが一番大変だ」ということを覚えておくこと。 
 自転車も漕ぎ始めが一番重いのと同じ。自転車は最初が一番重い。動き出せば軽くなる。どんどんスピードが上がっていく。

だから、最初の重い一歩を進めようとしている自分を認めて、他と比較するのではなく、自分なりに動きやすいように、確実に進める一歩から始める。

すると、自転車と同じで、
少しずつ、軽く軽く動けるようになっていきますよ。

たくさんのクライアントさんが、この考えで行動できるようになりました。
他の人にできるのだから、あなたにだってできます!

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